【取材】KidZ8(キッズエイト) | 現役エンジニアのアイデアが光る!「やり抜く楽しさ」を味わえるプログラミングスクール

【取材】KidZ8(キッズエイト) | 現役エンジニアのアイデアが光る!「やり抜く楽しさ」を味わえるプログラミングスクール

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家庭や学校以外に、子どもがのびのびと過ごせる場所を探している」「プログラミングスキルと一緒に、説明力やへこたれない心を身に付けてほしい」という保護者の方には、沖縄県にある「KidZ8(キッズエイト)」がおすすめです。

沖縄県内に複数の教室を構える「KidZ8(キッズエイト)」は、現役エンジニアでもある代表のアイデアが詰まったプログラミングスクールです。少人数制の手厚いサポートはもちろん、欠席や講師の変更、入会金・初月の費用無料など、保護者の方にとってもうれしいサービスがそろっています。

今回は代表の荷川取(にかどり)さまに取材し、「KidZ8(キッズエイト)」の強みやエンジニア目線の工夫、コース内容などを詳しく伺いました。

目次

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エンジニア視点で「人生を豊かにする」プログラミング教育を実施

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まずは、荷川取さまが「KidZ8(キッズエイト)」の代表になったきっかけを教えてください。

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私自身がエンジニアとして働く中で、沖縄県が抱える地方都市と首都圏との経済的な格差を実感したことがきっかけです。

以前、航空業界の会社に勤めていた際、東京本社のシステム開発に携わりました。同じプログラミング案件にもかかわらず、関東地域の同期と沖縄県の私では年収が80万円ほど違ったんです。

ただ、現在はリモートワークが普及してきて、特にエンジニア業界は居住地域に左右されなくなってきています。子どものころからプログラミングのスキルを身につけることで、沖縄県で生活しながら関東の方々と同じぐらいの給与水準で働けると思い、「KidZ8(キッズエイト)」の代表になりました。

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「KidZ8(キッズエイト)」ならではの強みを教えていただけますか?

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現役エンジニアの視点で、子どもたちの将来を見据えたプログラミング教育を実施している点が強みです。家族や学校の先生とは違った立場で、「心の支えになれるメンター」的な存在を目指しています。

もちろん保護者の方の承諾が前提ですが、3Dプリンターを使ったキーホルダー作りやパン作りなど、お子さんの経験値を高める体験も実施していきたいですね。プログラミングの枠にとどまらず、子どもたちの心が豊かになる活動を取り入れていこうと考えています。

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子どもたちのメンター的な存在になるために、どのような点を大切にしていますか?

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最も大切にしているのは、少人数でのコミュニケーションです。当スクールは1名の講師が担当するお子さんの人数を、最大で3名としています。講師の目が行き届きやすく、1人ひとりのお子さんとの距離感も近いです。

実際に、「今日こんなことがあってね」と保護者の方や学校の先生には言えないことを打ち明けてくれるお子さんもいます。人とのつながりが少なくなっているからこそ、子どもたちが安心して心の内を話せる場所にしていきたいですね。

説明力の強化・挑戦と失敗の体験・AI活用を重視

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「エンジニア視点のプログラミング教育」について、詳しく教えていただけますか?

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大きく3つの点を工夫しています。

  • 説明力
  • トライアンドエラーの体験
  • AIの活用

    いずれも私がエンジニアをしている中で、重要だと感じたスキルです。
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1つ目の説明力について教えてください。なぜ、説明力を重視するのでしょうか?

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人に説明するうちに、物事を筋道立てて考える力が身に付いていくからです。この論理的思考が、プログラムを組む際にも役立ちます。

当スクールでは講師に質問する際、「分かりません」だけでは終わりません。「何がどのように」分からないのかを、自分なりの言葉で説明してもらっています。

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物事を説明するのは少し高度なようにも感じるのですが、どのようにしてお子さんの説明力を鍛えていくのでしょうか?

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最初は講師が「どこが分からないの?」と質問し、お子さんの考えを引き出します。

講師のまねをするところから、少しずつ自分のものにしていきますね。2年ぐらい経つころには、自分の言葉で状況を説明できるようになるお子さんが多いです。

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説明力は、プレゼンテーションや論文作成の場面でも活かせるスキルですね。2つ目のトライアンドエラーの体験についても、詳しく教えてください。

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失敗しても挑戦を続けられるようにサポートしています。例えば、「ジュニア・プログラミング検定」(主催:サーティファイ情報処理認定委員会)が不合格だったお子さんは、2回目の検定料を当スクールが負担する「ネクストチャレンジ」が可能です。

プログラミングは楽しい一方で、「トライアンドエラー(挑戦と失敗)」がつきものです。一生懸命やってもうまくいかず、挫折につながるケースも少なくありません。

ネクストチャレンジの取り組みには、「1回不合格になったから諦めるのはもったいない」「うまくいかない経験をバネにして、やり遂げる喜びを体験してほしい」といった思いが込められています。

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実際に、努力を重ねて検定に合格したお子さんはいらっしゃいますか?

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はい。1回目が不合格だったものの、ネクストチャレンジで合格したお子さんがいます。3回目以降は負担していただいていますが、合格するまで受験し続ける意欲がうれしいですね。

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3つ目のAIの活用スキルは、今後重視されてきそうですね。どのような場面で、AIを活用しているのでしょうか?

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小学校6年生や中学生のお子さんを対象に、ゲーム作りのコードを書く場面などでChatGPTを活用しています。保護者の方の了承を得るのが前提ですが、ChatGPTはScratch(スクラッチ)のコードを理解しているんですね。

エンジニアの仕事でもChatGPTにコードを考えさせる機会があるので、「あなたはエンジニアです。この条件に合うコードを書いてください」といったように、簡単なプロンプト(司令)を書いてもらっていますよ。

年代別!Scratch(スクラッチ)をベースにしたコース

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入校後には、どのようなコースを選択できますか?

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年代別で、3つのコースがあります。

  • 未就学児向け
  • 小学生向け
  • 中学生以上向け

    いずれのコースも、ブロック型プログラミング言語の「Scratch(スクラッチ)」をベースにしているのが特徴です。
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未就学児向けのコースでも、「Scratch(スクラッチ)」から始めるのでしょうか?

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未就学児向けのコースには「Scratch(スクラッチ)」のほかに、「viscuit(ビスケット)」が含まれます。2種類から好きな言語を選び、学習を進める流れです。

できる限り飽きずに学習を進められるように、未就学児向けのコースではその日の気分で言語を選択できるようにしています。

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「viscuit(ビスケット)」は、どのようなプログラミング言語ですか?

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ブロックを積み上げていく「Scratch(スクラッチ)」と異なり、「viscuit(ビスケット)」はイラストの位置によってアニメーションを動かします。

いずれも直感的に操作できるプログラミング言語ですが、「viscuit(ビスケット)」のほうがより低年齢向けになっていますね。

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小学生向けのコースについても教えてください。

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小学生向けのコースは、「Scratch(スクラッチ)」と「Minecraft(マインクラフト)」の2種類があります。

Minecraft(マインクラフト)の教材もScratch(スクラッチ)をベースにしているので、ゲーム感覚で取り組んでもらえると思いますよ。

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中学生以上のコースでは、どのような内容を学べるのでしょうか?

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Roblox(ロブロックス)」と「Python(パイソン)」から、好きな言語の学習が可能です。「Roblox(ロブロックス)」は、ゲームプラットフォームを使って3Dゲーム作りに挑戦するコースです。アルゴリズム論理的思考力創造力といったプログラミングスキルを鍛えられます。

一方の「Python(パイソン)」はAI開発の主要言語で、YouTubeやInstagramといった身近なアプリにも使われています。文法からスタートしてデータ処理や自動化を学び、最終的には動くプログラムづくりに挑戦しますよ。

自学・教え合い・作品づくり・検定で「プログラミング力」を鍛える

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授業形態は、自習型・一斉型のどちらですか?

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自習型です。お子さんが課題を決め、自分のペースで進めていきます。講師が担当のお子さんの様子を見守ったり、必要があれば質問に答えたりする流れです。

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子どもたち同士で教え合う機会はありますか?

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特別な時間は設けていませんが、質問を受けた講師が「これ分かる人、教えてあげて」と子どもたちにバトンタッチするケースもありますね。強制はしないので、教えられるお子さんが自主的に動いています。

友達に教えることで、自分の知識が深まる面もあります。講師とお子さんのコミュニケーションとともに、お子さん同士でやり取りする機会も取り入れています。

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宿題はありますか?

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基本的に、宿題は出しません。ただ講師によっては、お子さんに無理のない範囲で宿題を出すケースもあるようです。

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プログラミングのスキルを活かして、作品づくりをする機会はありますか?

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あります。作りたいゲームなどを決め、2カ月ほどかけて「計画を立て、作品を完成させる」流れを体験してもらいます。

作品を紹介し合うコンテストも、年に1回のペースで実施しているところです。ただ、時期を決めてしまうとお子さんの負担も増えるので、全員の作品が仕上がったタイミングで開催していますね。当スクールはフランチャイズではないので、お子さんのペースに合わせた対応が可能です。

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コンテストの際、保護者参観は認められていますか?

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現時点では、保護者の方への公開はしていません。今後は子どもたちの様子が分かるように、オンラインなどでの共有を検討中です。

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プログラミング関連の検定は受けられますか?

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はい。当スクールが「ジュニア・プログラミング検定」の受験会場になっています。

ジュニア・プログラミング検定は、Scratch(スクラッチ)を使用したプログラミングスキルを測定する試験です。当スクールでは7割ほどのお子さんが受験し、9割以上が合格しています。

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中には不安が強くて、検定にチャレンジできないお子さんもいるかと思います。検定に前向きではないお子さんには、どのように対応していますか?

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合格する力があるのに踏み切れないのはもったいないので、保護者の方と連携して受験を促します

実際に、3〜4年ほど通っているお子さんが「難しそうだから受けたくない」と言ってなかなか検定を受けなかったんですね。お母さんと相談しながら「きっと合格できるから挑戦してみよう」と声をかけ続けた結果、受験して合格しました。

合格で自信をつけたようで、翌日から次の級に向けた学習をスタートしていましたね。

情報系の大学生などが講師を担当!採用では「コミュニケーション力」を重視

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どのような方々が、講師を勤めていますか?

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現在、3名の社会人と7名の大学生が講師を務めています。大学生といえども情報系の学部で、Scratch(スクラッチ)の知識がある人材です。

専門学校の非常勤教師の方、情報系の大学を卒業していたりとさまざまな経歴をお持ちです。

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プログラミングスキル以外で、採用の際に重視していることを教えてください。

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重視しているのは、コミュニケーション力ですね。当スクールは講師とお子さんとの信頼関係を大切にしているので、話をしながら思いを引き出したり、疑問点を解消したりするコミュニケーション力は欠かせません。

面接の際にはあえて履歴書を求めず、口頭で自己紹介してもらうんです。話し方はもちろん、目線が合うかといった点もチェックしますね。大学生に関してもきちんと面接をしているので、お子さんの気持ちに寄り添う講師陣がそろっていると思います。

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担当の講師が合わなかった場合、変更してもらうことは可能ですか?

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もちろん可能です。実際に、講師の変更を希望されたケースもあります。相性は仕方がないので、講師に「変更の希望があったよ」と伝えた上で変更します。

講師も当然のように「分かりました」と受け入れていましたね。関係が悪化する心配はないので、合わない場合には遠慮なくお知らせください

5歳以上の子どもが対象。正しい姿勢やパソコン操作も身に付く

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何歳以上から受講できますか?

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落ち着いて座っていられる条件で、未就学児(5歳以上)からの受講が可能です。メインになる年代は小学校3〜5年生で、男子が7割ほどを占めています。

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どのような目的で受講するお子さんが多いですか?

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経験値を高める目的で通われるほか、プログラミング学習が必修化になったことで興味を持たれるケースも多いですね。

あるご家庭では、中学生のお兄ちゃんが情報の授業についていけないことでプログラミング学習の必要性を感じ、小学生の弟さんが当スクールに通うことになったそうです。

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プログラミング未経験でも、受講は可能ですか?

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もちろんです。むしろ、未経験の状態で入校するお子さんが多いですよ。先生との信頼関係ができてくると自然と意欲が高まり、少し厳しいことを言っても「やってみる」と取り組むお子さんが多いです。

レッスンを受けるうちに慣れていくので、入校前のスキルは関係ないと思っています。

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プログラミングの技術以外には、どのようなスキルが身につきますか?

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個人差はありますが、正しい姿勢でパソコンに向かえるようになりますね。

正しい姿勢で学習できるよう、デスクトップパソコンを使用しています。ノートパソコンだとどうしても前かがみになりやすく、目が悪くなってしまう可能性があるんですね。

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タブレットではなく、パソコンを使用している理由を教えてください。

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社会に出るとパソコンを使う機会が多いからです。子どもの段階からキーボード操作に慣れておくと、大学生や社会人になったときの負担が減ると思います。

タブレットにも良さがあるので、遊びの場面ではタブレット、学習を進める場面ではパソコンと使い分けていますね。

だから続けやすい!子どものモチベーションに合わせた対応

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入校後、長期的に通っているお子さんも多いですか?

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はい。最長だと開校から5年ほど通っているお子さんもいます。中には半年や1年のお子さんもいますが、2〜3年ほど続けるケースが多いですね。

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60分の授業だと、集中力が途切れるケースもあるかと思います。授業に集中できないお子さんには、どのように対応されていますか?

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どうしても気分が乗らないときは、無理強いせず「タイピングをしようか」「タブレットで遊ぼうか」と提案します。

食品メーカーとコラボしたアプリがあるので、集中力が途切れたお子さんにはゲームをして遊んでもらいますね。

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欠席する場合、振替は可能ですか?

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もちろん可能です。当スクールでは、有効期限なく休んだ分の授業を別の日に受けられます

私にも子どもがいるのですが、プログラミングの授業料って高いですよね。欠席で1回分がなくなってしまうと、経済的な負担が大きくなってしまいます。

お子さんが楽しんでいるのに退会につながるのはもったいないので、受けられるタイミングで受けていただく形にしています。

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当日の欠席も認められますか?

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もちろんです。教室の前で「やっぱり今日は帰りたい」という場合も、振替の対象になりますよ。

LINEでの連絡も受け付けているので、「今日は欠席します」のメッセージを送ってもらえれば理由がなくても問題ありません

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なぜ、そこまで欠席のハードルを低くしているのでしょうか?

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私自身が現役のエンジニアなので分かるのですが、プログラミングはかなり頭を使うんです。調子が悪いときに進めたとしても、あまりスキルは身につきません

モチベーションが下がった状態で受けるのはもったいないので、保護者の方の方にも「無理に連れてくる必要はありませんよ」とお伝えしています。

子どもたちがワクワクする「新たな居場所」になりたい

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「KidZ8(キッズエイト)」では無料体験を実施していますよね。無料体験当日の流れを教えていただけますか?

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無料体験は基本的に、代表の私が担当しています。お子さんには「Scratch(スクラッチ)」を体験してもらい、教材の説明をします。

お子さんから離れて保護者の方と話す時間を設け、1人で座っていられるかを確認する流れです。

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じっと座っていられないと、入校を断られるのでしょうか?

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あまりにも動きが激しい場合には、入校をお断りする可能性もあります。ただ、発達面の課題といった事情を抱えているケースもあると思うので、心配な方は事前にご相談ください

当スクールにはADHD(注意欠陥多動性障害)のお子さんも在籍していますが、楽しく通っていただいています。「発達に課題があるからダメ」とは限らないので、不安な点はお気軽にお話いただければと思います。

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「KidZ8(キッズエイト)」の受講を検討中のお子さん・保護者の方に向け、メッセージをお願いします。

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当スクールが目指しているのは、自宅や学校とは違う「新たな居場所」です。お子さんのほうから保護者の方に「今日、KidZ8(キッズエイト)でこんなことを学んだよ」と話すような、楽しい場所にしていきたいと思っています。

「じっくりと相性を試してほしい」との思いから、当スクールでは入会金の2万2,000円に加えて、1カ月分の授業料を無料にしています。まずは無料体験で、スクールとの相性を確かめていただけると幸いです。

このコラムを書いた人

伊藤 サクラ

伊藤 サクラ

学校取材・企業取材など、累計300本以上のインタビュー記事を作成してきたフリーライター。
約15年の教員経験と、幼稚園・小学校の子どもを持つ母の視点で、公式サイトだけでは分からない「運営者の思い」を引き出します。
親子でプログラミングスキルを高めるべく、複数のスクールを見学中。