給付金対象のおすすめプログラミングスクール14選!助成金の条件もわかりやすく解説

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教育訓練給付制度が使えるおすすめのプログラミングスクールは

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給付金をもらうための条件や流れを教えてください

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補助金・助成金ってどういう内容ですか

目次

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プログラミングスクールの給付金制度は大きく分けて2種類

プログラミングスクールで利用できる給付金制度は大きく「専門実践教育給付金」と「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(以下、キャリアアップ支援事業)」の2種類に分けられます。

それぞれの主な違いは下表を参考にしてください。

給付金の種類

専門実践教育給付金

キャリアアップ支援事業

管轄組織

厚生労働省

経済産業省

給付額

受講料の最大80%(上限64万円)

受講料の最大70%(上限56万円)

対象者

雇用保険被保険者あるいは被保険者期間のあった上で一定の条件を満たす人

企業等と雇用契約を結んで働いている人

それぞれの違いを次の内容で解説します。

給付金の種類

教育訓練給付金制度は最大80%助成

教育訓練給付金制度とは、国が認定した教育訓練を受講した場合、その支払った費用の一部が支給される制度です。

支給には雇用保険の加入や離職の期間、給付金の利用状況など条件がありますが、受講料が最大80%助成されます。

具体的な助成額は利用する教育訓練給付金の種類によって、以下のような違いがあります。

教育訓練給付金制度の種類

支給額

一般教育訓練給付金

受講料の最大20%(上限10万円)

特定一般教育訓練給付金

受講料の最大50%(上限25万円)

専門実践教育給付金

受講料の最大80%(上限64万円)

支給額は利用できる給付金ごとに違うので、プログラミングスクールを選ぶ際はどの給付金の対象講座なのかを確認することが大切です。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業は70%助成

国が提供している給付金制度には「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(以下、キャリアアップ支援事業)」もあります。

給付金名

リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業

支給額

受講料の最大70万円(上限56万円)

対象者

現在企業と雇用契約を結んでいる人

キャリアアップ支援事業では指定された講座を受講することで、受講料の50%が支給されます。

また、その後転職して1年以上の就業を継続すれば追加で20%が支給され、合計で最大70%の助成を受けることが可能です。

雇用契約を結んで働いている人が対象となるため、雇用期間などに関係なく利用できます。

リスキリングを通じたキャリア形成をサポートするため、特に転職やスキルアップを目指す人にとって魅力的な制度です。

詳しくは後述しますが、教育訓練給付金よりも条件が緩いため多くの人が利用しやすい点が魅力です。

プログラミングスクールの給付金対象の条件

プログラミングスクールの給付金は種類によって条件を満たす必要があります。ここでは、教育訓練給付金とキャリアアップ支援事業それぞれの条件を解説します。

給付金対象の条件

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の条件

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を利用する条件は以下のとおりです。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の条件

雇用保険の加入期間や前回受講済みかなどの条件はないため、多くの人が利用できます。雇用保険に加入して1年未満の場合は、利用を検討してみましょう。

プログラミングスクールの給付金対象の詳細

ここからは給付金の種類ごとに対象講座などの詳細を詳しく解説します。

給付金対象の詳細

一般教育訓練給付金の詳細

支給額

受講費用の20%(上限10万円)

内容

ITを含めた様々な分野の資格取得講座の受講を助成する制度

一般教育訓練給付金はプログラミングスクールを含む幅広い分野の講座が対象で、受講料の最大20%(上限10万円)が支給される制度です。

主に資格取得に関する講座の受講料を助成する制度で、IT分野であれば以下のような資格取得講座が助成対象となっています。

一般教育訓練給付金が対象の資格

専門実践教育訓練給付金と比べて支給額は少ないものの、短期間でIT関連の資格取得やWEBデザインスキルを習得したい方に適しています。

また、訓練前のキャリアコンサルティングやハローワークでの受給資格確認が不要なため、比較的手続きが簡単で手軽に利用可能です。

特定一般教育訓練給付金の詳細

支給額

受験費用の最大50%(上限25万円)

①.講座受講後に40%支給(上限20万円)

②.講座受講しながら資格取得などして、1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合、10%を追加で支給(上限5万円)

内容

  • ITSSレベル2の情報通信技術関係資格を取得するための講座
  • 職業実践力育成プログラムに該当する講座

特定一般教育訓練給付金は、受講料の最大50%(上限25万円)が支給される制度で、1年以内の短期間でITエンジニアなどのキャリアを形成する講座が対象です。

IT分野においては主に以下2つに関する講座費用として支給されます。

特定一般教育訓練給付金が利用できる講座例

ITSSとは高度人材育成を目的に作成された、教育や訓練の指標を指します。レベル1~7まであり、レベル2は上位者の指導の元であれば作業を担当できるスキルレベルです。

レベル2にあたるIT関連資格には、以下のものがあげられます。

ITSSレベル2の資格例

これらの資格取得を目指す講座では、特定一般教育訓練給付金の利用が可能です。

また、職業実践育成プログラムとは特定の分野における実務スキルを実践的に習得し、即戦力として活躍できる人材を育成するための教育講座です。

厚生労働省などが中心に推進しており、大学などの教育機関で社会人向けの講座が展開されています。IT分野の場合は、システムアーキテクチャに関わる専門的な講座が該当します。

【最もおすすめ】専門実践教育訓練給付金の条件

支給額

受験費用の最大80%(上限64万円)

①.講座受講後に50%支給(上限40万円)

②.講座受講しながら資格取得などして、1年以内に雇用保険の被保険者として雇用された場合、20%を追加で支給(上限16万円)

③.講座受講後の賃金が受講開始前と比較して5%以上上昇した場合、10%を追加で支給(上限8万円)

内容

  • 第四次産業革命スキル習得講座
  • ITSSレベル3の情報通信技術関係資格を取得するための講座

専門実践教育訓練給付金は、専門的かつ高度なスキルを習得できるプログラミングスクールや専門学校、大学院などの講座に対し、受講料の最大80%が支給される制度です。

特定一般教育訓練給付金と比べて受講期間が長い講座が多く、1年以上の継続的な学習が可能です。

IT分野に関しては主に以下2つに関する講座費用が支給されます。

専門実践教育訓練給付金の対象講座

第四次産業革命とは、AIやデータ分析、モノをインターネットに接続するIoTなどによる技術革新を指します。

このような新たなスキルに対応するIT人材を育成する講座に対しては、専門実践教育給付金の利用が可能です。

事実、多くのプログラミングスクールではこの専門実践教育給付金を利用でき、スキルを習得しながらIT企業への転職を実現できます。

また、ITSSレベル3の情報通信技術関係資格を取得するための講座も給付金の対象です。

ITSSレベル3は必要な作業を全て自力で遂行できるIT人材を指し、以下のような資格保有者が該当します。

ITSSレベル3の資格例

コストを抑えながらプログラミングスキルを身に付けて、IT企業への転職を叶えたい人は専門実践教育給付金の対象となるスクールを受講するのがおすすめです。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の条件

利用条件

  • 現在、企業などと雇用契約を結んでいる
  • 対象のリスキリング講座を修了する
  • 受講後転職をして1年間就業する

支給額

受験費用の最大70%(上限56万円)

①.講座受講後に50%支給(上限40万円)

②.講座受講を経て転職し、1年間継続して就業した場合、追加で20%支給。(上限16万円)

リスキリングに応じたキャリアアップ支援事業は、現在、企業と雇用契約を結んでいる人が対象の助成金です。

雇用保険の加入期間や前回受講済みかなどの条件はないため、多くの人が利用できます。雇用保険に加入して1年未満の場合は、利用を検討してみましょう。

支給額は講座受講後に転職することで最大70%まで助成されます。専門実践教育給付金より10%少ないものの、上限56万円もお得にしながらスキル習得と転職を叶えられる点は魅力です。

対象講座を終了することで講座費用の50%が支給されるほか、転職して1年間継続して就業した場合は追加で20%が支給されます。

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必ず無料お試し体験やカウンセリングは受けましょう。複数サービスを比較検討した後に、本利用するほうが利用後の満足度が高い傾向にあることが分かっています。

多くのプログラミングスクールで無料カウンセリングができるので、気になるプログラミングスクールがあれば最低2~3つは体験してみることがオススメです!

専門実践教育訓練給付金対象のプログラミングスクールを利用するまでの流れ

給付金を活用してプログラミングスクールを受講する際には、ハローワークなどで手続きが必要な場合があります。

ここでは最も手続きが複雑な、専門実践教育給付金を利用してプログラミングスクールに通う流れを解説します。

専門実践教育訓練給付金を利用する流れ

ステップ1.受給条件に合うか確認する

専門実践教育給付金対象のプログラミングスクールを受講する場合は、まず受講条件に合うかを確認することが大切です。

対象講座を受けるための具体的な条件は以下のとおりです。

就業中の場合

雇用保険の被保険者期間が1年以上

離職中の場合

雇用保険の被保険者期間として1年以上過ごしたのちに離職し、離職後1年以内

講座受講2回目以降

前回給付から3年空いている上で3年以上の被保険者期間

自分が給付の対象資格があるかは、ハローワークで確認することも可能です。

ステップ2.ハローワークでジョブ・カードを作成する

自分が条件を満たしていることが確認できたあとは、ハローワークでジョブ・カードを作成します。

ジョブ・カードとは求職者の経歴や自己PR、職業訓練の受講履歴などが記載されている様式です。

ジョブ・カードは以下どちらかの方法で様式を取得して、自分で作成します。

ジョブ・カードを作成する方法

また、ハローワーク窓口でジョブ・カードの様式を受け取る際は、自分が専門実践教育訓練給付金の対象となるかをあわせて確認しておきましょう。

受給や給付の要件を満たしていないとそもそも受講できないので、ジョブ・カードを作成するタイミングでも確認しておいた方が確実です。

ステップ3.訓練前キャリアコンサルティングを実施して書類を提出する

次に作成したジョブ・カードを使いながら、訓練前キャリアコンサルティングを実施します。

キャリアコンサルティングによって専門家とともに将来的なキャリアプランを考えることで、自分にとって本当に必要なプログラミングスキルが明確になります。

キャリアコンサルティングの予約は、厚生労働省が運営しているキャリア形成リスニング推進事業の公式サイトから可能です。

また、面談形式は対面だけでなく、Web面談にも対応しています。自宅からキャリアコンサルティングを受けることも可能なので、ハローワークが遠方の人などは利用してみましょう。

キャリアコンサルティングを実施したあとは、ジョブ・カードとともに以下の必要書類を準備します。

専門実践教育給付金申請の必要書類

これらの書類を受講開始日の1ヶ月前までにハローワークに提出します。

ステップ4.プログラミングスクールの対象講座を受講する

専門実践教育訓練給付金の受給資格確認手続きが完了したら、プログラミングスクールの対象講座に申し込み、受講を開始します。

対象講座は、ハローワークで確認できるほか、厚生労働省の公式ウェブサイトにある「教育訓練講座検索システム」でも簡単に検索可能です。また、当記事でも対象講座を紹介しているため、参考にしてください。

また、プログラミングスクール側から受講終了後の給付金申請手続きに必要な書類が渡されるため、大切に保管しておきましょう。

ステップ5.スクールから支給申請書を取得して申請

最後にスクールから支給申請書など、以下の書類を用意して申請を行います。

支給申請に必要な書類

申請は受講開始から6ヶ月ごとの末日から1ヶ月以内、また最終訓練修了時は終了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークで行います。

資格取得後や新しい職場での就業が始まった場合も、それぞれ該当日の翌日から1ヶ月以内に申請が必要です。

忘れてしまうと給付金を受け取れなくなるので、必ずスケジュールを確認しておきましょう。

リスキリングに応じたキャリアアップ支援事業を利用してプログラミングスクールを受講する流れは?

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業は、専門実践教育給付金と比較すると簡単に利用できます。

具体的な利用までの流れは以下の通りです。

リスキリングに応じたキャリアアップ支援事業を利用する流れ

受講手続きや給付金の申請などは業者側が進めてくれるため、受講生は学習や転職活動に集中できます。

リスキリング対象講座を受講すればほぼ自動的に給付金を受け取れます。

給付金対象のおすすめプログラミングスクールまとめ

プログラミングを学ぶには長い時間が必要だったり、プログラミングスクールの受講費が高く、ハードルが高いと感じている人も少なくありません。しかし政府の助成金を利用できるのであれば、手続きが多少は面倒でも活用するにこしたことはありません!

プログラミングスクールに通うには受講費が高く受講を諦めてしまっている人もいるでしょう。

しかし、厚生労働省の教育訓練給付制度を使えば最大70%OFF(上限56万円)でプログラミングスクールが利用できるので、値段で諦めてしまっていた人は給付金を利用して通うことがおすすめです。

ただし、スクールのなかでも給付金対象の講座が限られているため、目的の講座が対象かは無料体験やカウンセリングの際に必ず確認しましょう。

このコラムを書いた人

プロリア プログラミング 編集部

プロリア プログラミング 編集部

一人ひとりのプログラミング学習課題に答えを』というミッションのもと、個々に最適な学習方法を見つけるサポートしています。プログラミングスクールやサービスの実際の情報を詳細に提供し、受講者の声、カリキュラム内容、費用対効果などを包括的に紹介。これにより、学習者の目標、学習スタイル、予算に合わせた最適な選択を可能にし、効果的なプログラミング学習の実現を支援しています。

編集長プロフィール:三林(さんばやし)達也
IT・Web業界で10年以上の経験を持つ。アパレル業界からキャリアチェンジし、インターネット・アカデミーで短期間でプログラミングを習得。現在は学習系領域を専門とし、1,000近くのプログラミングや英会話サービスを比較分析。HTML・CSS、JavaScript、PHP、SQLなどの言語に精通。自身の経験とデータに基づき、スクール選びに役立つコラムを執筆。

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