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英語の助動詞を例文で解説!中学や高校で習う基本の助動詞を使いこなそう

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ニモのアバター ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

自分の学んだ英語学や言語学を単なる知識で終わらせず、他の人が活用できるように、実用的な形で提供したいと考えている。
最近ではKindle本執筆にも挑戦し、『単語と単語の意外な関係』などの本を書いた。

動詞を補助する役目を持つ英語の助動詞。
種類や意味がたくさんあるので覚えきれないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

今回は、中学や高校で習う基本的な英語の助動詞を11個紹介します
それぞれの助動詞の意味と使い方を例文付きで解説しますので、ぜひ基本の助動詞の理解を深めてくださいね。

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【目次】 この記事でわかること

英語の助動詞ってなに?

「助動詞」は英語で「auxiliary verb」と言います。
発音記号は「ɔgzíljəri və́ːrb(米)、ɔgzíliəri və́ːrb(米)、ɔːgzíljəri və́ːb(英)」で、読みは「オグズィリャリヴァーブ(米)、オグズィリアリヴァーブ(米)、オーグズィリャリヴァーブ(英)」です。

「auxiliary」は「補助の、補助的な」、「verb」は「動詞」を意味する単語です。
日本語と同じく、英語の助動詞も「動詞を補助したり、動詞に意思や推測のニュアンスを付け加えたりする品詞」として使われます。

英語の助動詞の使い方

英語の助動詞の使い方には以下のようなルールがあります。

  • 助動詞は動詞の前に置く
  • 助動詞の後ろに置かれる動詞は必ず原形
  • 疑問文は助動詞を文章の一番前に持ってくる
  • 否定文は助動詞の後ろに「not」を付ける
  • 過去形を使うと控えめな表現ができる

「have to」や「used to」などの例外もありますが、ほとんどの助動詞はこのルールに当てはまります。

英語の基本助動詞

中学や高校で勉強する基本的な英語の助動詞を11種類確認していきましょう。

can

最初に紹介する基本の助動詞は「can」です。発音記号は「kæn(米)、kən(英)」で、「キャン(米)、カン(英)」と読みます。

助動詞としての「can」は主に3つの意味を表すのに使われます。「~することができる」という能力と「~かもしれない」という可能性、「~してもよい」という許可の表現です。

例文:Jack can run the fastest in his class.
意味:ジャックはクラスで一番速く走れます

否定文の場合は「can not」を省略形にした「can’t」を使用することが多いです。

could

「can」の過去形として有名な「could」は「kúd(クド)」と発音します。
「~できた」という意味だけでなく、「~ということもあり得る」という可能性や「~してもよろしいでしょうか?」という丁寧なお願いを表現する時にも使用します。

例文:Could I speak to Professor Potter, please?
意味:ポッター教授とお話してもよろしいでしょうか?

may

3つ目に紹介する英語の基本助動詞は「may」です。発音記号は「méi」で、「メイ」と読みます。

「may」は50%程度の可能性を表し、「~かもしれない、~する可能性がある」と訳されます。
他にも「~してもよろしいですか?」という許可を求める丁寧な表現にも使われます。

例文:May I ask you more about your background?
意味:あなたの経歴について詳しくお聞きしてもいいですか

might

「may」の過去形「might」は、「may」より低い可能性「~かもしれない」を表します。
発音記号は「máit」で「マイト」と読みます。

相手に丁寧に提案をする時にも「might」は使われます。

例文:Alexander might be coming to the party now.
意味:アレクサンダーはこれからパーティーに来るつもりなのかもしれないよ

shall

5つ目に紹介する助動詞は「shall」です。発音記号は「ʃəl」で、「シャル」と読みます。

「shall」は「~するつもりである、~でしょう」と未来のことを話題にする時に使える表現です。
「will」に近い意味ですが、「shall」はフォーマルな場で、「will」は日常会話で使われます。

疑問文で「shall」を使う場合には「~しましょうか?」という提案の表現になります。

例文:Shall I attach the document to an email and send it to you?
意味:資料をメールに添付して送りましょうか

「shall」の一人称として使えるのは「I」と「we」のみです。

should

「shall」の過去形「should」の発音記号は「ʃúd」で、「シュド」と読みます。
「should」は「~のはずだ」という推量や、義務感から出る「~すべきである」というニュアンスを表現する助動詞です。

「~したいと思うのですが」という控えめな希望や気持ちを表すのにも使われます。

例文:I should like to go straight home from my business trip.
意味:出張先からそのまま自宅へ帰りたいのですが

will

「will」は「~するつもりである」という未来への強い意志を表す助動詞です。
発音記号は「wíl」で「ウィル」と読みます。

「will」は「多分~でしょう」という推量も表現できます。
この場合、話者の確信度合いはかなり高く90%程度です。

例文:I’ll email Karen and let her know the truth.
意味:カレンにメールして本当のことを打ち明けよう

「will」は相手へお願いする表現としても使われます。
しかし、命令形のような強いニュアンスが含まれるため、通常は「could」や「would」などの控えめな依頼表現の方が使用されます。

would

「will」の過去形「would」は「wəd(ウド)」と発音します。
未来への意思を「will」よりも控えめに表現したり、「たぶん~だろう」と可能性を言い表したりする助動詞です。
確信度合いは「will」よりも少し低く、80%程度です。

「~してもよろしいでしょうか?」という丁寧なお願いを表現する時にも使用します。

例文:I would like to have two days off next week.
意味:来週、2日間の有休をいただきたいのですが

must

9つ目に紹介する助動詞は「must」です。発音記号は「mʌ́st」で、「マスト」と読みます。
する義務があったり強制されたりして、「~しなければならない」と表現する時に使います。

100%の確信を持って「~に違いない」と断言する時にも使用されます。

例文:Nancy must know what the new recruits are like.
意味:ナンシーは新入社員がどんな人かを知っているに違いない

have to

「have to」は「must」より少し控えめな「~する必要がある、~すべきである」という表現です。
発音記号は「həv tə」で、「ハヴトゥー」と読みます。

主語が三人称単数形(「he」「it」など)で肯定文の場合、「has to」と変化することに注意しましょう。

例文:Jade has to submit the report by tomorrow.
意味:ジェイドは明日までにレポートを提出しなければならない

否定文の場合は「don’t have to~」と変化し、「~しなくてもよい」という意味になります。

例文:I have already finished school, so I don’t have to study.
意味:もう学校を卒業したので、わたしは勉強しなくてもいい

used to

最後に紹介する英語の基本助動詞11個目は「used to」です。
発音記号は「júːstu」で、「ユーストゥー」と読みます。

「よく~したものだ、昔は~していた」と過去行っていた習慣や、「以前は~だった」と過去の状態を表現する助動詞です。

例文:She used to take a walk every day with her mother.
意味:昔、彼女は母親と一緒に毎日散歩をしていた

否定文の場合は「didn’t used to~」と変化し、「昔は~していなかった」という意味になります。

例文:I didn’t used to thought of this as a difficult problem before.
意味:わたしはこれまでこの問題を難しいとは考えていませんでした

まとめ

今回は、日常会話で頻繁に耳にする英語の助動詞の中から基本的なものを11個紹介しました
動詞に様々なニュアンスや意思、情報を付け加えることができる助動詞を使いこなせるように、ぜひ何度も復習してみてくださいね。

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ニモのアバター ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

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間野 由利子のアバター 間野 由利子 ライター

明治大学サービス創新研究所客員研究員/ライター
2019年からオンライン英会話を始め、現在4年目。世界各国の人とオンライン英会話を通じて知り合った人たちと友達になり、現在は各国に友達ができるまでに。オンライン英会話、英語コーチング、TOEICスクールなど、複数を受講経験あり。目標は、海外の教育者と意見交換したり、映画プロデューサーにインタビューすること。

黒須 千咲のアバター 黒須 千咲 フリーランスライター

中学時代に英語に目覚め、外国語科の高校に通った後、法政大学GISで英語漬けの4年間を過ごしました。学生時代には、アメリカとイギリスの短期留学も経験。大学卒業後は夢だった自由な働き方を実現するため、オーストラリアワーホリへ。ライターを目指しつつ、シドニーでウエイトレスとして約半年働きました。現在は、日本でギリシャ人の夫と暮らしながら執筆活動中。主に英語学習に関する記事を執筆しています。TOEIC920点英検準1級取得済み。

黒田莉々のアバター 黒田莉々 英語研究家 / 翻訳家

三度のご飯の次に英語が大好きな「英語の人」。英文法や英文解釈が大好物。洋書や洋画が大好きで、そこから学んだ「使える英語フレーズ」は数知れず。
米国東部の四年制大学(社会学/文化人類学専攻)をCum Laudeで卒業。帰国後は大手英会話学校の専任講師を経て、大学レベルの英語講師を20年近く経験。

現在、フリーランスで著述業、通訳、翻訳業を営む。集英社よりビジネス英語の指南書「悪魔の英語術」を出版。TOEIC975点英検1級

川田 幸寛のアバター 川田 幸寛 英語コーチ / ライター

高校時代に英語を猛勉強し、校内偏差値が40→80にUP。大学では英語教育を専攻し、4年次にオーストラリアのパースへ留学。「話す」「聞く」にフォーカスを置いて、現地の人々や世界各国の留学生と交流を深めた。その結果、ケンブリッジ英検B2TOEIC400→835を取得。現在は、海外へ行きたいけど英語に不安がある人たちのサポートや後押しをしている。

さわのアバター さわ ライター

元こども英会話教室の主任講師。4年間イギリス人講師とペアでティーチングしつつ、日々の会話の中から日英の文化の違いにも興味を持つ。海外在住歴や留学経験などはなく、地道に英語学習した後に講師へ。教室型英会話とオンライン英会話の受講経験あり。これらの経験を活かし現在は英語関係の記事を執筆している。

夢はライター活動をしながら旅をすること。各土地で輝いている人を見つけてインタビューし、頑張る人を応援するメディアを作りたい。

まつのアバター まつ WEBライター / 日英通訳・翻訳者

米国にて学士留学3年間と英語での仕事を20年経験。
サイエンス・ビジネスおよび日常生活の話題まで幅広いジャンルの英語を得意としています。

TOEIC945と英語経験を生かして、英語が苦手な方をサポートできるようブログ執筆活動を始めました。

WEBライターとしても活躍中。海外現地情報をリサーチしたライティングを得意としています。

英語の楽しさと奥深さを読者の皆様にお届けできますように。

Shihoのアバター Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

長尾 浩市のアバター 長尾 浩市 株式会社EduMe代表

株式会社EduMe 代表 
アメリカ大学院にて英語教授法(TESL: Teaching English as Second Language) の修士を取得。

その後、高校生や大学生に英語を教えて20年。TOEFL指導や海外大学留学支援なども手がける。

現在は、子供向け英語プログラミング塾「ワンダーコード」を運営。

中高英語教員免許 / 英検1級 / TOEIC980点

Bekkiのアバター Bekki 字幕翻訳家 / ライター

20歳に受けたTOEICは480点→45歳、二度目の挑戦では915点。
夫はイギリス人で家族で日本在住7年目。双方ともに西ヨーロッパに親戚が多く移住しており、西ヨーロッパのの知識が豊富。
字幕翻訳に関わる前は日本語講師として日本語を英語を使って教えていた。
現在、本業の傍らで小規模の英会話教室運営中。J-SHINE、TESOL取得。イギリス老舗のジョリーフォニックスの講習会を修了。
将来の夢は、60歳までにイギリスの大学に留学すること。

Proteinのアバター Protein Webライター

英語講師歴14年目。シンガポールに4年間駐在。

取り柄のない学生時代を経て、オンライン英会話やスクールに通いシャドーイングガチ勢としてガリ勉。

その結果、英検1級国連英検A級TOEIC990点IELTS 7.5TOEFL102点を取得し、英語で飯が食えるように。
現在は高校で非常勤講師をしながらオンライン家庭教師やってます。オンライン指導はTwitterのDMまで。

ニモのアバター ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

自分の学んだ英語学や言語学を単なる知識で終わらせず、他の人が活用できるように、実用的な形で提供したいと考えている。
最近ではKindle本執筆にも挑戦し、『単語と単語の意外な関係』などの本を書いた。

私立中高英語教師歴10年。長期留学経験なしで、オンライン英会話などを活用して英語学習を継続。

TOEICは920点を取得。普段は中学生や高校生に英語を指導。
英語の苦手克服から、難関大学受験対策まで幅広く対応。

オンライン英会話5年目。さらに英語力向上を目指して日々学んでいます。

あきこのアバター あきこ ライター

慶應法学部卒→JTCで海外事業に携わるも英語力が足りずに挫折→転職→妊娠・出産で退職→35歳で一念発起して英語を学び直し。留学・海外経験なしから独学でTOEIC900点を獲得→翻訳者。
ELSA speakには絶賛ハマり中。英検1級通訳案内士取得を目指している。

遠藤 邦彦のアバター 遠藤 邦彦 ライター・翻訳者

元高校英語教師 / ライター・翻訳者
高校社会科教師の傍ら英語を学び、英語教員免許を取得。その後大手英会話スクールに通いTOEICで930点を取得。長野オリンピックでVIP接遇の通訳ボランティアを経験し、高校英語教師に転身。55歳にして英語検定1級を取得する。苦労して英語を学んだため、英語学習の大変さを誰よりも知っている。現在は、オンラインでスペイン語を学び、スペイン語の通訳を目指している。

Karenのアバター Karen ライター

1年の留学経験あり。帰国後は英語力向上のため、オンライン英会話で会話を学んだり発音矯正のスクールに通う。

その後、独学でTOEIC885点取得。英語力を活かし、前職は子ども向けのオンライン英会話講師として活躍。

現在は2児のワーママとして親子でお家英語に取り組み中です。

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