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中学で習う英文法を一覧で復習しよう!使い方の基本ルールと例文も紹介

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黒田莉々のアバター 黒田莉々 英語研究家 / 翻訳家

三度のご飯の次に英語が大好きな「英語の人」。英文法や英文解釈が大好物。洋書や洋画が大好きで、そこから学んだ「使える英語フレーズ」は数知れず。
米国東部の四年制大学(社会学/文化人類学専攻)をCum Laudeで卒業。帰国後は大手英会話学校の専任講師を経て、大学レベルの英語講師を20年近く経験。

現在、フリーランスで著述業、通訳、翻訳業を営む。集英社よりビジネス英語の指南書「悪魔の英語術」を出版。TOEIC975点英検1級

英語の日常会話で使う文法は、そのほとんどが中学英語で習ったものと言われます。
つまり、中学英語をマスターしてさえいれば、英語で日常的なコミュニケーションを取ることは可能だということです。

そこで、この記事では中学英語で習う英語の文法とそれぞれの基本ルールをまとめてみました。
この機会に、品詞や文型といった基礎からto不定詞や受動態の使い方までしっかり復習しておきましょう。

【目次】 この記事でわかること

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中学で習う英文法一覧表

まずは、中学で習う英文法にはどんなものがあるのか一覧で確認しましょう。

  • 文の要素(主語、述語、目的語、補語)
  • 文型(第1文型、第2文型、第3文型、第4文型、第5文型)
  • 品詞(動詞、形容詞、名詞、副詞、代名詞、接続詞、前置詞、間投詞)
  • 疑問詞
  • 冠詞
  • 時制の一致
  • 時制の一致
  • 進行形(現在、過去、未来)
  • 過去形
  • 未来形
  • 完了形(現在、過去)
  • 命令形
  • Let’s~の文
  • There is~の文
  • 付加疑問文
  • to不定詞
  • 動名詞(ing形)
  • 比較級・最上級
  • 関係代名詞
  • 受動態(受身形)

文法の基本ルールを復習しよう

一覧で紹介した英語の文法の基本の使い方を一つ一つ詳しく確認しましょう。

英文を構成する要素

英文は、主に4つの基本要素+修飾語で構成されます。

英文の基本要素は、「主語」、「述語(動詞)」、「目的語」そして「補語」です。
文の形によって省略される場合はありますが、基本的にこの要素の組み合わせで英文は成り立っています。
それに「修飾語」が加わって豊かな表現となります。

主語

英文を構成する要素の1つ目は「主語」です。
英語で「主語」は「subject」と言い、その頭文字を取って「S」とも表記されます。

「主語」は、文頭の「~が」や「~は」にあたる部分で、多くの場合、動作をする人(もの)を表す名詞が置かれます。
日本語では、主語は省略されることも多いですが、英語では基本的に主語は必須です。

主語として使える品詞は、「名詞」と「代名詞」です。

述語(動詞部分)

「主語」の動作や状態を表す「述語」も、ほとんどの英文に含まれる大事な部分です。
「である」や「~する」の部分です。
「述語」には「一般動詞」か「be動詞」のどちらかが置かれ、「動詞」を意味する単語「verb」の頭文字から「V」とも表記されます。
多くの場合「主語」のすぐ後ろに「動詞」が続きます。

述語となる品詞は、「動詞」のみです。

目的語

英文を構成する要素の3つ目は「目的語」です。
英語では「object」と言い、頭文字を取って「O」とも表記されます。

「目的語」は、日本語で言う「~に」や「~を」にあたる部分のことです。
多くの場合、動作の対象になる人・ものや動作の影響を受ける人・ものを表す名詞が置かれます。

目的語として使える品詞も、「名詞」と「代名詞」です。

補語

「補語」は「主語」や「目的語」に説明を加える言葉で、名詞や代名詞、形容詞が置かれます。
英語では「complement」と言い、頭文字を取って「C」とも表記されます。
主に、be動詞などと一緒に使われ、「~である」の「~」の部分の役割などを果たします。

補語として使える品詞は、「名詞」「代名詞」、そして「形容詞」です。

修飾語

英文の中には、上記の4つの基本要素の他に「修飾語」という要素が含まれることもあります。
英語では「修飾語」を「modifier」と言い、頭文字を取って「M」とも表記されます。

「修飾語」には形容詞や副詞などが使われ、「主語・動詞・目的語・補語」のどれかに意味や説明を付け加えます
「修飾語」は単語だけでなく、熟語やフレーズなど「修飾語句」の形になることもあります。

5つの文型

多くの英文は、「文型」と呼ばれる5つの語順のどれかに分類できます。
各文型は、文の基本要素の組み合わせパターンが違います。
それぞれの文型について、簡単に使い方を見ていきましょう。

第1文型(SV)

第1文型は「主語+動詞」で構成される文章です。
主語・動詞の頭文字を並べて「SV」と表記されることもあります。
「SがVする」という訳になります。

例文:He runs every morning.
意味:毎朝、彼は走ります

第2文型(SVC)

第2文型は「主語+動詞+補語」で構成される文章です。
それぞれの頭文字から「SVC」と表記されることもあります。
「S」と「C」はイコールの関係なので、日本語訳は「SはCである」となります。

第2文型で使われやすい動詞は、be動詞、look、become、grow、feelなどです。

例文:She is the director of a daycare center.
意味:彼女は保育園の園長です

以下の動詞は、知覚動詞と呼ばれ、視聴覚などの五感で感じることを表現します。
知覚動詞も第2文型でよく使われます。

  • look(~に見える)
  • sound(~に聞こえる)
  • smell(~な匂いがする)
  • taste(~な味がする)
  • feel(~と感じる)

第3文型(SVO)

第3文型は、第1文型に、「~を」の部分である「目的語」が追加され、「主語+動詞+目的語」という構成になります。
3つの頭文字を並べて「SVO」と表記されることもあります。
日本語訳は「SはOをVする」です。

例文:My brother plays the piano.
意味:弟はピアノを弾きます

第4文型(SVOO)

第4文型は「主語+動詞+目的語+目的語」で構成される文章です。
目的語が2つ並ぶのが特徴で、「SVOO」と表記されます。

2つの目的語を区別するため、1つ目を「O1」、2つ目を「O2」と表記することもあります。

「O1」には「人」、「O2」には「物やこと」を表す名詞・代名詞・フレーズが置かれるのが基本です。
日本語訳は「SがO1にO2をVする」となります。

例文:I sent him an email.
意味:わたしは彼にメールを送りました

第四文型は、「(主語)が(相手)に(ものごと)を~してあげる」というニュアンスがある場合があります。こういった使い方をする第4文型の動詞は、「授与動詞」とも呼ばれます。

第5文型(SVOC)

第5文型は「主語+動詞+目的語+補語」で構成される文章です。
それぞれの頭文字を並べて「SVOC」と表記されることもあります。
日本語訳はどんな動詞が使われるかによって変化します。

例文:The student made the teacher angry.
意味:その生徒は先生を怒らせた

例文:She painted the chair blue.
意味:彼女はその椅子を青く塗りました

第2文型(SVC)では、「S(主語)=C(補語)」の関係で、「SはCである」となると学習しましたが、第5文型(SVOC)では、「O(目的語)=C(補語)」の関係になります。
上記の一番目の例文では、「O(目的語)」が「teacher(先生)」で「C(補語)」が「angry(怒っている)」です。つまり、「teacher=angry」、「teacher」が「angry」なのだということです。二番目の例文では、「chair=blue」となっています。

品詞

すべての英単語は、以下の品詞のどれかに分類されます。
一つ一つの品詞の役割を確認しましょう。

動詞(一般動詞)

「動詞」は「一般動詞」と「be動詞」に分類され、ほとんどの動詞は「一般動詞」に含まれます。

「動詞」とは、主語の行う動作や状態を指す品詞です。
動作を表す動詞には「go」「eat」「play」、状態を表す動詞には「know」「like」「want」などがあります。

主語が三人称単数現在形(三単現)であれば原形に「s」や「es」などを付け、過去の文では原形に「ed」などを付けて過去形にします。
未来の文では助動詞「will」を動詞の原形と一緒に使うのが基本です。
完了形の文は「have / has / had+過去分詞」で表現できます。

例文:Children play in the park in front of the house every day.
意味:子どもたちは毎日家の前の公園で遊びます

例文:She likes dogs better than cats.
意味:彼女は猫よりも犬が好きです

be動詞

「be動詞」は、「am」「is」「are」と、その過去形の「was」「were」の5単語だけです。
これらは主語や時制によって使い分けます。

例文:He and I are sociology professors.
意味:彼とわたしは社会学の教授です

例文:My daughter will be in Tokyo next month.
意味:娘は来月は東京にいるでしょう

どのbe動詞も、過去分詞形は「been」、未来形は「will be」です。

助動詞

「助動詞」は「動詞を助ける」という名前通りの役割をし、動詞に意味を付け加えて文の中でのニュアンスを確定させます。
中学英語では、主に「can」「will」「must」「may」「shall」などの助動詞を学習します。

助動詞は一般動詞かbe動詞の前に置き、動詞は常に原形です。

例文:My husband might buy a new car.
意味:夫は新しい車を買うかもしれないです

例文:Can she bake cookies?
意味:彼女はクッキーを焼くことができますか

形容詞

「形容詞」とは、人やものの特徴や性質、状態などについて情報を付け加える品詞です。
名詞のみを修飾し、基本的に名詞の前に置いて使います。

下の例文では「fashionable」が形容詞です。

例文:She always wears fashionable clothes.
意味:彼女はいつもおしゃれな服を着ています

下の例文は、「old」「large」「beautiful」という三つの形容詞を含んでいます。

例文:The old lady was living in a large mansion by the beautiful lake.
意味:その年配の女性は、美しい湖のそばの大きな屋敷に住んでいました。

名詞

「名詞」は人やもの、こと、場所などを指す品詞です。
すべての英語の名詞は「可算名詞」か「不可算名詞」に分類されます。

「可算名詞」とは数えられる名詞で、単数では冠詞「a / an」をつけ、複数では後ろに「s」を付けます。
例えば、「cat(猫)」「car(車)」「boy(男の子)」「smartphone(スマホ)」などの名詞です。

一方「不可算名詞」とは数えられない名詞で、基本的に複数形は無く、冠詞「a / an」を使うことはできません。
「不可算名詞」の例は、「coffee(コーヒー)」「bread(パン)」「paper(紙)」「love(愛)」などです。

不可算名詞には、「物質名詞」と「抽象名詞」の二種類があります。「物質名詞」は、「air(空気)」や「water(水)」「suger(砂糖)」などで、「抽象名詞」は、「hapiness(幸福)」、「anger(怒り)」、「democracy(民主主義)」、「education(教育)」といった感情や概念などです。いずれも「一つ、二つ」とは数えられないものです。

副詞

「形容詞」は名詞のみを修飾しますが、「副詞」は名詞以外(動詞・形容詞・副詞など)を修飾する品詞です。
例えば、時や場所、様子に関する情報や頻度・程度についての説明や情報を加えます。

下の例文では「always(いつも)」が副詞で、文章が述べていることの頻度を表しています。

例文:My father always goes to work by bicycle.
意味:父はいつも自転車で会社に行きます

下の例文では、「fast」が動詞「finish」を修飾する副詞で、「very」が副詞「fast」をさらに修飾しています。

例文:He finished his homework very fast.
意味:彼はとても宿題を終えました

代名詞

「代名詞」は、その名前の通り、名詞の代わりに使われる品詞です。
人・もののどちらなのか、単数か複数か、文の中の役割、人称の種類などによって、使われる代名詞は変わってきます。

それぞれの「代名詞」は以下のように、「人称代名詞」「所有代名詞」「指示代名詞」「再帰代名詞」「不定代名詞」「相互代名詞」などに区別されます。

  • 人称代名詞:人・ものそのものを指す(I、you、it、they、me、him、usなど)
  • 所有代名詞:所有を表す(mine、hers、its、theirsなど)
  • 指示代名詞:名詞の繰り返しを防ぐ(this、that、thoseなど)
  • 再帰代名詞:自分自身に影響する何かをする時に使う(yourself、himself、ourselvesなど)
  • 不定代名詞:特定できない人・ものを指す(another、both、everyone、nothing、someなど)
  • 相互代名詞:「お互い」を意味する(each other、one another)

他に「疑問代名詞」がありますが、こちらは後述します。

接続詞

「接続詞」は語句や節、文章同士を繋げる役割を持つ品詞です。

接続詞には「等位接続詞」「従属接続詞」などの種類があります。
「等位接続詞」には「and」「or」「but」「so」などが、「従属接続詞」には「when」「that」「because」などが含まれます。

「等位接続詞」は、接続詞の前後の語句や文の重要度が同等である時に使う接続詞です。
一方、「従属接続詞」は接続詞の前にある語句や文の方が重要度が高い場合に使います。

前置詞

「前置詞」は、英語の文に日付・時間・方向・場所・位置・手段など様々な情報を付け加えるための品詞です。
前置詞の直後には必ず名詞が置かれます。

代表的な前置詞には、「in」「at」「to」「from」「of」「with」「about」などがあります。

間投詞

「間投詞」は、喜び、驚き、ショックなど突然沸き上がる感情を表現する時に使う品詞です。
代表的な間投詞には「wow(喜び、驚き)」「oh(驚き、感動)」「yuck(強い嫌悪・反感)」などがあります。

疑問詞

「疑問詞」は「疑問代名詞」と呼ばれる代名詞の一種で、「誰」「いつ」「なぜ」などを尋ねる疑問文で使われます
全部で「when(いつ)」「where(どこ)」「who(誰)」「what(何)」「why(なぜ)」「which(どちら)」「how(どのように)」の7つです。

例文:Where are the new product launches held?
意味:新商品の発表会はどこで開催されますか

冠詞(a、an、the)

「冠詞」とは、基本的に名詞の前に置いてその名詞の持つ意味を制限・限定する品詞です。
不定冠詞の「a」「an」と定冠詞の「the」に分類されます。

「a」と「an」は続く単語の頭文字が子音か母音かで使い分けます。

不定冠詞は話し手がその名詞がどんなものを指しているか特定できない時に使われる冠詞です。
一方、話し手が名詞の指すものを特定できている時には定冠詞が使われます。

時制の一致

文章のメインの部分の時制に合わせてサブの部分の時制が変化するというルールのことを「時制の一致」と言います。

英語の「時制」には、現在、過去、未来をはじめいくつかの種類があります。
しかし、時制の一致が適用されるのはメインの文章が過去形か過去完了形である場合だけです。
また、直接話法の文では時制の一致は起こらず、間接話法の文で時制の一致が適用されます。

以下の例文では、メインの文の時制が現在なので時制の一致は起こりません。

例文:He says he is in the process of preparing a presentation.
意味:彼はプレゼンの準備をしているところだと言っています

しかし、メインの文の時制を過去にすると後ろの部分の時制が変化し過去形になります。

例文:He said he was in the process of preparing a presentation.
意味:彼はプレゼンの準備をしているところだと言っていました

このように時制の一致が起こるとき、サブの部分の時制は以下のように変化します。

  • 現在形→過去形
  • 現在進行形→過去進行形
  • 現在完了形→過去完了形
  • 現在完了進行形→過去完了進行形

進行形

「進行形」は、現在・過去・未来のどれかの時点で「ちょうどその行為をしている」という状態を表現する文です。

「進行形」は、「現在進行形」「過去進行形」「未来進行形」の3種類に分類されます。
「現在進行形」はちょうど今何かの行為をしていること、「過去進行形」は現在より過去のある時点でちょうど何かの行為をしていたことを表します。
そして、「未来進行形」は現在よりも未来のある時点でちょうど何かの行為をしているだろうと述べる時に使います。

「進行形」は、動詞の現在分詞形(~ing)を使って表します。
基本の語順は「be動詞+動詞の現在分詞形」です。

例文:My son is studying in his room.
意味:息子は自分の部屋で勉強しています

例文:I was eating in the cafeteria at the time.
意味:その時わたしは食堂で食事をしていました

例文:This time next year, I will be enjoying my honeymoon.
意味:来年の今頃、わたしは新婚生活を楽しんでいるでしょう

過去形

過去のある時点に起きた出来事や行動について話す時には「過去形」の文章を使います。

「過去形」の特徴は、文の中の動詞が変化することです。
語尾を「ed」の形に変化させる「規則変化動詞」と、それ以外の変化をする「不規則変化動詞」があります。
代表的な「不規則変化動詞」は、「be動詞」「come」「eat」「get」「have」「do」「make」「take」「think」などです。

例文:When I was a student, I played soccer every day.
意味:学生時代は毎日サッカーをしていました

未来形

「未来形」は、未来のある時点に起きる出来事や行動について話す時に使われる文型です。
助動詞「will」か「be going to」のどちらかを使って表します。

例文:I will return to my hometown in the U.S. next year.
意味:わたしは来年故郷のアメリカに帰ります

例文:I’m going to cook something special for her.
意味:わたしは彼女に何か特別なお料理を作ってあげるつもりです

完了形

「完了形」は、「現在完了形」「過去完了形」「未来完了形」の3種類に分けられます。

「現在完了形」は過去のある時点から現在まで続いている出来事を表し、語順は「have / has+過去分詞」です。
「過去完了形」は、過去のある時点からある時点まで続いていたが現在は終了している出来事を表現します。
語順は「had+過去分詞」です。

「未来完了形」は、過去のある時点から現在、そして未来のある時点まで続くと予想される出来事を表します。
「will have+過去分詞」の語順です。

例文:She has been doing this job for 20 years now.
意味:彼女はもうこの仕事を20年続けています

例文:I had played tennis as a student.
意味:わたしは学生時代テニスをしていました

例文:I will have finished this project next month.
意味:来月にはこのプロジェクトは終わっているだろう

命令形

「命令形」は、相手に命令をする時に使う文法です。
基本的に主語は省略され、動詞から始まります。

例文:Finish your work by the regular time.
意味:定時までに仕事を終わらせなさい

例文:Go strait and turn right at the first intersection.
意味:まっすぐ行って最初の交差点を右に曲がってね

「命令」というときついイメージですが、口語では語調によって、どちらかというと「~してみて」のような「教示」や「提案」のようなニュアンスが強い場合も多いです。文頭か文末に「please」を置くと「丁寧なお願い」や「懇願」のイメージが強くなります。

Let’s~の文

相手を何かの活動に誘う時には、「Let’s~」から始まる文を使います。
これは「Let us」を省略した形です。

また「Let’s not~」と否定形で使うと「~しないようにしよう」と提案するフレーズも作れます。

例文:Let’s go out to see a movie.
意味:映画を見に出かけよう

There is~の文

「There is~」で始まる文を使うと、「~がいる、~がある」と人やものが存在していることを表現できます。

例文:There are a lot of squerrals in the park.
意味:公園にはリスがたくさんいます

例文:There was a delicious hot dog store on the square ahead.
意味:その先の広場にはおいしいホットドックのお店がありました

付加疑問文

「~ですよね?」と相手に確認する時は「付加疑問文」を使います。
使い方は、確認したい文の最後に主語や時制に合わせて、主動詞がbe動詞なら「(肯定文), be動詞+n’t+代名詞?」のフレーズを、そして一般動詞なら「(肯定文), don’t (doesn’t)+代名詞?」付け加えるだけです。
過去形であれば付加疑問も過去形になります。

全体が否定文の場合は、付加疑問文は「(否定文), be動詞+代名詞?」や「(否定文), do(does)+代名詞?」の形になります。

例文:She is so pretty, isn’t she?
意味:彼女はとてもきれいだと思いませんか

例文:You don’t like him, do you?
意味:彼のことが嫌いなんでしょ

例文:You really overslept this morning, didn’t you?
意味:本当は朝寝坊したんですよね

to不定詞

動詞を形容詞や名詞、副詞のように使いたい時には「to不定詞」を使います。
1つの英文の中で2つの動詞を使いたい時に便利な文法です。

形容詞的用法では「~するべき」、名詞的用法では「~すること」、副詞的用法では「~するために」と訳します。
語順は「to+動詞の原形」で、動詞部分は文の主語や時制には影響されません。

例文:I’m hungry. Do you have anything to eat?
意味:お腹空いたな。何か食べるものない

例文:We are here to help you with your schoolwork.
意味:私たちはあなたの学業のお手伝いをするためにここにいます

動名詞(ing形)

「動名詞」とは、動詞を「〜すること」と名詞のようにして使える文法です。
主に「習慣にしていること」を表現し、動詞に「~ing」が付いた現在分詞を使います。

例文:Watching TV is fun.
意味:テレビを見ることは楽しい

to不定詞の名詞的用法も「~すること」と訳しますが、こちらは「これからすること」にスポットが当たっている表現です。

比較級・最上級

英語の文法「比較級」は2つのものを比べる時に使い、「最上級」は3つ以上のものを比べる時に使います。
比較級では形容詞の語尾を「er」の形に、最上級では形容詞の語尾を「est」の形に変化させるのが基本です。

例外として「important」など長い単語の場合は形容詞は原形のまま、比較級では「more」、最上級では「most」を前に付けます。

例文:Her shoes are bigger than mine.
意味:彼女の靴はわたしのより大きい

例文:This was the most challenging problem I have ever encountered in my life.
意味:それはこれまでの人生で最も難しい問題でした

関係代名詞

「関係代名詞」は、2つの文章を1つにまとめてすっきりした文を作る時に使う文法です。
関係代名詞には、「who」「whom」「which」「that」「whose」などが使われます。

どの関係代名詞を使うかは、修飾される名詞や代名詞の種類、関係代名詞がどんな役割(主語、目的語など)を持つかによって決まります。

例文:That woman who wears the red jacket is my sister.
意味:あの赤いジャケットを着ている女性は、わたしの姉です

受動態

「受動態」は「be動詞+過去分詞(+by~)」の語順で、「~される」という受身の表現に使われます。
そのため、「受身形」とも呼ばれます。

例文:My sister was taken to the hospital due to a high fever.
意味:わたしの妹は、高熱のため病院に連れていかれました

一般的な「~する」という通常の形の文は「能動態」と呼ばれています。

まとめ

今回は、中学英語に登場する英文法とそれぞれの基本の使い方をまとめて紹介しました。
中学英語だけでも日常的なコミュニケーションを取ることは十分に可能なので、今回紹介した文法をしっかり覚えて会話に生かしていきましょう。

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黒田莉々のアバター 黒田莉々 英語研究家 / 翻訳家

三度のご飯の次に英語が大好きな「英語の人」。英文法や英文解釈が大好物。洋書や洋画が大好きで、そこから学んだ「使える英語フレーズ」は数知れず。
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間野 由利子のアバター 間野 由利子 ライター

明治大学サービス創新研究所客員研究員/ライター
2019年からオンライン英会話を始め、現在4年目。世界各国の人とオンライン英会話を通じて知り合った人たちと友達になり、現在は各国に友達ができるまでに。オンライン英会話、英語コーチング、TOEICスクールなど、複数を受講経験あり。目標は、海外の教育者と意見交換したり、映画プロデューサーにインタビューすること。

黒須 千咲のアバター 黒須 千咲 フリーランスライター

中学時代に英語に目覚め、外国語科の高校に通った後、法政大学GISで英語漬けの4年間を過ごしました。学生時代には、アメリカとイギリスの短期留学も経験。大学卒業後は夢だった自由な働き方を実現するため、オーストラリアワーホリへ。ライターを目指しつつ、シドニーでウエイトレスとして約半年働きました。現在は、日本でギリシャ人の夫と暮らしながら執筆活動中。主に英語学習に関する記事を執筆しています。TOEIC920点英検準1級取得済み。

黒田莉々のアバター 黒田莉々 英語研究家 / 翻訳家

三度のご飯の次に英語が大好きな「英語の人」。英文法や英文解釈が大好物。洋書や洋画が大好きで、そこから学んだ「使える英語フレーズ」は数知れず。
米国東部の四年制大学(社会学/文化人類学専攻)をCum Laudeで卒業。帰国後は大手英会話学校の専任講師を経て、大学レベルの英語講師を20年近く経験。

現在、フリーランスで著述業、通訳、翻訳業を営む。集英社よりビジネス英語の指南書「悪魔の英語術」を出版。TOEIC975点英検1級

川田 幸寛のアバター 川田 幸寛 英語コーチ / ライター

高校時代に英語を猛勉強し、校内偏差値が40→80にUP。大学では英語教育を専攻し、4年次にオーストラリアのパースへ留学。「話す」「聞く」にフォーカスを置いて、現地の人々や世界各国の留学生と交流を深めた。その結果、ケンブリッジ英検B2TOEIC400→835を取得。現在は、海外へ行きたいけど英語に不安がある人たちのサポートや後押しをしている。

さわのアバター さわ ライター

元こども英会話教室の主任講師。4年間イギリス人講師とペアでティーチングしつつ、日々の会話の中から日英の文化の違いにも興味を持つ。海外在住歴や留学経験などはなく、地道に英語学習した後に講師へ。教室型英会話とオンライン英会話の受講経験あり。これらの経験を活かし現在は英語関係の記事を執筆している。

夢はライター活動をしながら旅をすること。各土地で輝いている人を見つけてインタビューし、頑張る人を応援するメディアを作りたい。

まつのアバター まつ WEBライター / 日英通訳・翻訳者

米国にて学士留学3年間と英語での仕事を20年経験。
サイエンス・ビジネスおよび日常生活の話題まで幅広いジャンルの英語を得意としています。

TOEIC945と英語経験を生かして、英語が苦手な方をサポートできるようブログ執筆活動を始めました。

WEBライターとしても活躍中。海外現地情報をリサーチしたライティングを得意としています。

英語の楽しさと奥深さを読者の皆様にお届けできますように。

Shihoのアバター Shiho 都内外資系勤務 / ライター

10歳の時に通い始めた英会話教室の影響で英語に興味を持ち、以来20年以上にわたりずっと英語の勉強を続けている。

高校生の時に英語スピーチコンテストで優勝経験あり。語学の有名な某四年制大学の外国語学部英語学科を卒業。留学経験はないながらも、TOEIC L&Rテストでは独学で925点を取得。現在は都内外資系企業にて、日々英語を使いながら仕事をしている。

また、会社員の傍らWebライターとして、英語学習コンテンツの制作にも携わっている。

長尾 浩市のアバター 長尾 浩市 株式会社EduMe代表

株式会社EduMe 代表 
アメリカ大学院にて英語教授法(TESL: Teaching English as Second Language) の修士を取得。

その後、高校生や大学生に英語を教えて20年。TOEFL指導や海外大学留学支援なども手がける。

現在は、子供向け英語プログラミング塾「ワンダーコード」を運営。

中高英語教員免許 / 英検1級 / TOEIC980点

Bekkiのアバター Bekki 字幕翻訳家 / ライター

20歳に受けたTOEICは480点→45歳、二度目の挑戦では915点。
夫はイギリス人で家族で日本在住7年目。双方ともに西ヨーロッパに親戚が多く移住しており、西ヨーロッパのの知識が豊富。
字幕翻訳に関わる前は日本語講師として日本語を英語を使って教えていた。
現在、本業の傍らで小規模の英会話教室運営中。J-SHINE、TESOL取得。イギリス老舗のジョリーフォニックスの講習会を修了。
将来の夢は、60歳までにイギリスの大学に留学すること。

Proteinのアバター Protein Webライター

英語講師歴14年目。シンガポールに4年間駐在。

取り柄のない学生時代を経て、オンライン英会話やスクールに通いシャドーイングガチ勢としてガリ勉。

その結果、英検1級国連英検A級TOEIC990点IELTS 7.5TOEFL102点を取得し、英語で飯が食えるように。
現在は高校で非常勤講師をしながらオンライン家庭教師やってます。オンライン指導はTwitterのDMまで。

ニモのアバター ニモ ライター

中学のころから英語好きが始まる。高校のころは、英語の教科書を丸暗記するほど音読に没頭。英語だけでは飽き足らず、大学ではフランス語を専攻し、言語学や音声学も学ぶ。ただ、英語好きはずっと変わらず、その後も勉強を続け、社会人になってから英検1級を取得。

自分の学んだ英語学や言語学を単なる知識で終わらせず、他の人が活用できるように、実用的な形で提供したいと考えている。
最近ではKindle本執筆にも挑戦し、『単語と単語の意外な関係』などの本を書いた。

私立中高英語教師歴10年。長期留学経験なしで、オンライン英会話などを活用して英語学習を継続。

TOEICは920点を取得。普段は中学生や高校生に英語を指導。
英語の苦手克服から、難関大学受験対策まで幅広く対応。

オンライン英会話5年目。さらに英語力向上を目指して日々学んでいます。

あきこのアバター あきこ ライター

慶應法学部卒→JTCで海外事業に携わるも英語力が足りずに挫折→転職→妊娠・出産で退職→35歳で一念発起して英語を学び直し。留学・海外経験なしから独学でTOEIC900点を獲得→翻訳者。
ELSA speakには絶賛ハマり中。英検1級通訳案内士取得を目指している。

遠藤 邦彦のアバター 遠藤 邦彦 ライター・翻訳者

元高校英語教師 / ライター・翻訳者
高校社会科教師の傍ら英語を学び、英語教員免許を取得。その後大手英会話スクールに通いTOEICで930点を取得。長野オリンピックでVIP接遇の通訳ボランティアを経験し、高校英語教師に転身。55歳にして英語検定1級を取得する。苦労して英語を学んだため、英語学習の大変さを誰よりも知っている。現在は、オンラインでスペイン語を学び、スペイン語の通訳を目指している。

Karenのアバター Karen ライター

1年の留学経験あり。帰国後は英語力向上のため、オンライン英会話で会話を学んだり発音矯正のスクールに通う。

その後、独学でTOEIC885点取得。英語力を活かし、前職は子ども向けのオンライン英会話講師として活躍。

現在は2児のワーママとして親子でお家英語に取り組み中です。

【目次】 この記事でわかること