英語で「行ってらっしゃい」は何て言う？「行ってきます」の言い方やネイティブが挨拶に使うスラングも紹介！

長尾 浩市 株式会社EduMe代表

株式会社EduMe 代表　
アメリカ大学院にて英語教授法(TESL: Teaching English as Second Language) の修士を取得。

その後、高校生や大学生に英語を教えて20年。TOEFL指導や海外大学留学支援なども手がける。

現在は、子供向け英語プログラミング塾「ワンダーコード」を運営。

中高英語教員免許 / 英検１級 / TOEIC980点

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仕事や出張、旅行、留学、休暇などに出かける時や友達や家族を送り出す時には、「行ってきます」「行ってらっしゃい」と気軽に声をかけ合いたいですね。

今回は、「行ってきます」「行ってらっしゃい」の代わりに使える爽やかな英語の挨拶を紹介します。
これらのフレーズは普段の別れの挨拶やメール・SNSの締めの言葉にも使えるので、ぜひたくさんフレーズを覚えて活用してみてくださいね。

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「行ってらっしゃい」の挨拶に使える英語表現

まずは仕事や学校、留学や休暇に出かける人に使える「行ってらっしゃい」の表現を見ていきましょう。

Have a nice day!

「行ってらっしゃい」と声をかけたい時によく使われる英語の挨拶は「Have a nice day!」です。
「良い一日を過ごしてね」という意味があり、基本的にその日の朝に使われます。
それに対して「Have a good one!」は、一日のうちいつでも使えるフレーズです。

他にも「nice」や「day」を言い換えて、様々な「行ってらっしゃい」を表現できます。

「GOAT」は「Greatest of All Time（史上最高）」の頭文字を並べた形のスラングで、「smashing」は「素晴らしい」という意味のイギリス英語のスラングです。

例文：Today is our first date. Have a great time with him!
意味：今日は初デートだね。彼と素敵な時間を過ごしてね！

例文：You’re going on a business trip to Boston from tomorrow. I hope you have a safe trip!
意味：明日はボストンに出張ですね。道中の安全を祈っています！

Have fun!

旅行や休暇、留学などに出かける友達や家族、親しい人に「行ってらっしゃい」と声をかける時には、「楽しんでね」という意味の「Have fun!」も使えます。
他にも「Have～」「Enjoy～」「Enjoy your～」という表現を使って、「旅行を楽しんでね」「留学行ってらっしゃい」と言ってみましょう。

例文：You’re leaving for Los Angeles soon. Enjoy your new challenge!
意味：もうすぐロスアンゼルスに出発だね。新しいチャレンジを楽しんでね！

例文：Did you get tickets to that band’s concert? Have fun!
意味：あのバンドのライブチケットが手に入ったの？楽しんできてね！

Good luck！

面接や試験、プレゼンなどに出かける人を送り出す時には、「Good luck（幸運を）」「All the best（がんばってね）」という声かけもできます。
緊張をほぐしてあげたいなら「Take it easy（気楽にね）」というフレーズも使えます。

直訳すると「足を折れ」となる「Break a leg」は、「Good luck（幸運を祈っています）」と同じ意味の慣用句です。

例文：Take it easy. I’m sure the presentation will go well.
意味：気楽にね。きっとプレゼンは上手く行くよ。

例文：Good luck with your interview!
意味：面接がんばってね！

Take care.

しばらく会えないことが分かっている場合の「行ってらっしゃい」の挨拶には、「Take care」や「See you around」などが使えます。

例文：You are finally leaving for California tomorrow. See you again in a year.
意味：いよいよ明日カリフォルニアへ出発ですね。 1年後にまたお会いしましょう。

Work hard

「お仕事行ってらっしゃい」と送り出す時には、「Work hard」や「Enjoy your work」などのフレーズがぴったりです。
「Good luck」や「Have a good day」に「at work」を加えたフレーズもよく使われます。

例文：You have a meeting in the evening today, so you’ll be home late, right? Try hard, but don’t overdo it.
意味：今日は夕方から会議があるから遅くなるのよね？無理しないでがんばってね。

See you later

別れの挨拶としてよく耳にする「Bye!」や「See you later」も、「行ってらっしゃい」のフレーズとして使えます。
短時間出かける人への表現です。

「I’ll」を付け加えると丁寧な言い方になります。

Be good.

「Be good」は「いい子でいてね、羽目を外さないようにね」という意味の「行ってらっしゃい」です。
親が学校や遊びに出かける子どもに対してよく使います。

「行ってきます」の英語表現

「行ってらっしゃい」と声をかけられた時に、「行ってきます」という返事に使える表現を確認しましょう。

I’m going.

「行ってきます」の表現としてよく使われるのは、「その場を離れる、行く」という意味の単語を使ったフレーズです。

「head」を「～へ向かう」という動詞として使って、「I’m heading out（出発します）」という表現も使えます。

例文：I’m leaving on a business trip. I’ll be home at 7pm tomorrow night.
意味：出張に行ってくるね。明日の夜7時には帰るよ。

例文：I’m heading out for a business trip now.
意味：今から出張に行ってきます。

I have to go.

まだここにいたい、話していたいけど「行かなくちゃ」と切り出すには「I have to go」などが使えます。

「gotta」は「got to」の略で、「have to」と同じく「～しなければならない」という意味です。

例文：It’s time to go home. I’d better go.
意味：家に帰る時間だ。そろそろ行くね。

例文：I’m sorry but I gotta go now.
意味：ごめんね、もう行かないと。

I’ll be right back.

「ちょっと行ってくるね」「すぐに戻るね」などと少しその場を離れる場合の言い方も確認しましょう。

例文：I’m just going out for a bit. I’ll be back at 2 o’clock.
意味：ちょっと出かけてくるね。2時には戻るよ。

See you later.

「See you later」という別れの挨拶は、短時間出かけたりその場を離れる人に対して「行ってらっしゃい」という意味でも使うことができます。

「おかえり」と「ただいま」の英語表現は？

「行ってらっしゃい」「行ってきます」と合わせて、「おかえり」と「ただいま」の定番表現も覚えましょう。

「おかえり」

英語で「おかえり」と言いたい時には、「Hi」や「Hey」に相手の名前を付ける挨拶が一般的です。
家族なら名前の代わりに「dad」「mam」「honey」なども呼びかけに使われます。

その後、その日がどんな一日だったか尋ねて相手を気遣っていることを伝えましょう。

例文：Hey Jack, how was today’s interview?
意味：おかえりジャック、今日の面接はどうだった？

「ただいま」

「ただいま」と言う時にも、同じく「Hi」「Hey」＋相手の名前という挨拶を返します。
どんな一日だったかも一言付け加えましょう。

例文：Hey mam, that was pretty good.
意味：ただいま母さん、面接はかなり上手くいったよ。

まとめ

今回は、「行ってきます」や「行ってらっしゃい」、「ただいま」など、出かける時や迎える時に使える英語の挨拶を紹介しました。
仕事や留学、休暇に出かける友達や家族への挨拶、SNSでのおしゃべりの締めに、ぜひ気軽に使ってみてくださいね。