英語で「恋人」を表現するには？「partner」の意味や「babe」などのスラングも紹介

しずく ライター / 地域通訳案内士

世界中の人と友達になりたい！国際交流・海外旅行が大好きなWebライター。
「英語を話せるようになって世界が広がった」という自身の経験から、英語を学ぶ楽しさや素晴らしさをたくさんの人に伝えていきたい。
現在は、英語学習に関する記事の執筆や、外国人旅行客への観光ガイド、幼児向けの英会話レッスンを不定期に行っている。
そのほか、カナダへの留学経験や就労経験、英語講師(小～高校生対象)として5年間の勤務経験がある。

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「恋人」を英語で表現する場合、ネイティブスピーカーは非常に様々な呼び方を使っています。
今回は、「partner」「boyfriend」など定番の言い方とそれぞれの使い分けを紹介しましょう。

カジュアルな場面では、「babe」「honey」「bae」などの「恋人」を意味するニックネームも使われています。
相手への親しみを表現できるこれらの呼び方も、ぜひ使ってみてくださいね。

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「恋人」を意味する英語表現

まずは、英語で「恋人」を表現する場合に使われる定番の言い方を3つご紹介します。

partner

関係が長く続いている恋人や、事実上夫婦のような関係の恋人のような「ある程度深い絆を持った二人」のことを一般的に「partner」と呼びます。
相手が男性でも女性でも使えるので、性別にかかわらず「恋人」と表現したい時に便利な呼び方です。

例文：He has been my partner for 10 years since I was in college.
意味：彼は、大学の頃から10年間付き合っている恋人です。

例文：I’ll go home because my partner is waiting for me at home.
意味：家で恋人が待ってるから、もう帰るね。

「partner」は他に、「（一緒にあることをする）仲間、協力者」や「共同出資者、共同経営者」という意味も持つ単語です。
また、「友だち、相棒」のことを指す俗語としても使われることがあります。

例文：My grandfather started this company with his partners.
意味：祖父は共同経営者たちと共にこの会社を立ち上げました。

boyfriend

付き合ってからまだ間もない彼氏や「partner」というほどには深い関係ではない彼氏を指す場合は、「boyfriend」という単語を使います。
女性の側から男性の恋人を指すときの表現です。

「boyfriend」には、「彼氏」という意味だけではなく単なる「男友だち」という意味でも使えます。
しかし誤解を招くことも多いので、表記を「boy-friend」と変えたり「male friend」「guy friend」という別の表現を使ったりするほうが無難でしょう。

例文：He used to be my boyfriend, but not anymore.
意味：彼は以前わたしの彼氏でしたが、今は違います。

例文：She is very sociable and has many male friends.
意味：彼女はとても社交的なので、たくさんの男友だちがいます。

girlfriend

「girlfriend」は付き合っている「彼女」を指す単語で、男性の側が女性の恋人を指す時に使います。
「boyfriend」と同じく、主にまだ付き合いが浅い彼女を意味します。

「girlfriend」で単なる「女友だち」を指すこともできますが、「girl-friend」または「female friend」という表現を使う方が無難です。

例文：It’s been a month tomorrow since I started dating her.
意味：彼女と付き合い始めてから明日で1か月が経ちます。

例文：He plans to invite some of his girl-friends to the party.
意味：彼は女友だちを何人かパーティーに呼ぶ予定です。

「恋人」を呼ぶ時に使われるスラング表現

英語のネイティブスピーカーたちは、恋人を指して様々な愛称（ニックネーム）を使います。
ここでは、カップルの間でよく使われているスラングを見ていきましょう。

babe

「babe（ベイブ）」は、カップルの間で人気のあるニックネームの一つです。
男性・女性かかわらず使うことができます。

例文：Hey, Babe! Did your presentation go well?
意味：ねぇ、ベイブ！(仕事の)プレゼンはうまくいった？

「babe」の本来の意味は「赤ちゃん、赤ん坊、乳児、幼児」などです。

baby

「babe」と同じく本来は「赤ちゃん、赤ん坊」を意味する「baby（ベイビー）」も、人気のあるニックネームです。
こちらも、相手の性別関係なく使える表現です。

例文：Hey, Baby! Do you wanna go see a movie after school?
意味：やあ、ベイビー！放課後に映画を見に行かない？

honey

「ハチミツ、蜜のように甘いもの」を意味する名詞「honey（ハニー）」を使って呼び合うカップルも多いです。
恋人の性別にかかわらず使うことができます。

例文：Honey, what’s wrong? You look sad.
意味：ハニー、どうしたの？ 悲しそうに見えるよ。

「honey」は基本的に恋人や配偶者同士で使う呼び方ですが、親が子どもに対して使う場合もあります。

sweetheart

直訳すると「甘い心」となる「sweetheart（スウィートハート）」も、恋人を指す表現や恋人を呼ぶニックネームとして使われます。
こちらも、相手の性別関係なく使える表現です。
古くから存在する言い方で、若い世代から年配の人まで幅広く使われています。

例文：I missed you so much, Sweetheart! How was New Zealand?
意味：会いたかったよ、スウィートハート！ニュージーランドはどうだった？

恋人に対してだけでなく、家族や親しい友だちに対して「sweetheart」と呼びかけることもあります。

bae

SNSなどネット上でよく使われる「恋人」を指す表現は「bae（ベイ）」です。
「babe」「baby」の省略形とも、「Before Anyone Else（誰よりも大事な人）」の省略形とも言われています。
男性・女性かかわらず使うことができます。

例文：I’m going to the aquarium with bae now.
意味：今から恋人と水族館に行くんだ。

cutie

「cute（かわいい、愛らしい）」の名詞形「cutie（キューティー）」も、「かわいらしい人」と恋人に呼びかけるニックネームとして使われています。
恋人の性別関係なく使える表現で、子どもやペットに対しても使われることがあります。

例文：How about going to your favorite restaurant for our wedding anniversary? Cutie.
意味：僕たちの結婚記念日に、君の好きなレストランに行くのはどうかな？キューティー。

sweetie

「sweet（甘い）」の名詞形「sweetie（スウィーティー）」を使って呼び合うカップルもいます。
こちらも、相手の性別関係なく使える表現です。

例文：Sweetie, can you pass me my phone?
意味：スウィーティー、ぼくのスマホを取ってくれる？

「sweetie」は、恋人に対してだけでなく子どもに呼びかける時にも使われます。

sugar

本来は「砂糖」を意味する「sugar（シュガー）」も、性別関係なく恋人を指す時に使われます。
親しい友だち・家族への呼びかけとしても使える表現です。

例文：He is my sugar. It’s been a year since we met.
意味：彼がわたしの恋人よ。出会ってから1年になるの。

まとめ

今回は、「partner」など「恋人」を意味する定番の表現とそれぞれのニュアンスを解説しました。
カジュアルな場面で恋人を呼ぶ時には非常に様々なニックネームも使われているので、シーンに合わせて使い分けてくださいね。