とにかく楽しい45分間！絵本を通してコミュニケーション力を育む英会話スクール「Read it LOUD!（リードイットラウド）」

「ネイティブな英語力を身につけてほしい」「コミュニケーション力を伸ばしたい」と思っている保護者の方には、「Read it LOUD!」（読み方・リードイットラウド）の受講がおすすめです。

2017年に開校した「「Read it LOUD!」は、東京都と神奈川県に合計で3つの教室を構えています（2025年2月時点）。2020年11月からはオンラインレッスンが始まり、関東圏以外にお住まいの方も受講できるようになりました。

今回は、本教室を運営する株式会社ハレおすぎインターナショナル代表取締役・杉本恵美子さんに取材し、スクールの特徴やお子さん向けのレッスン内容、今後の展望などを伺いました。

ハワイの読み聞かせ活動をベースに「表現する喜び」を伝える

ーまずは、「Read it LOUD!」がどのようなスクールなのかを教えてください。

杉本恵美子さん（以下、杉本）：「Read it LOUD!」は、アメリカで実業家として活躍した故・ウォーリー・エイモス氏が始めた「絵本の読み聞かせ活動」をベースにした英会話スクールです。

レッスンでは、英語の絵本を英語・日本語で交互に読み聞かせます。読み聞かせが終わった後には、１週目は歌、２週目は工作、３週目は実験というように、週替わりのアクティビティを体験します。英語絵本を軸にした体験を通して、お子さんの「人間力」を育みます。

ー「人間力」とは、具体的にどのようなスキルを指すのでしょうか？

杉本：私は、自分の気持ちを人に伝えること、自分で考え行動することを人間力と考えています。

ー日本語でも気持ちや感情を表現するのは難しいと思うのですが英語でもできるようになるのでしょうか？

杉本：日常でよく使うお決まりのフレーズを教えます。例えば、プレゼントを渡すとき日本語では「ジャジャーン！」などと言いますが、英語では「タラーン」と言うんです。これを教えると子ども達は親御さんに何か渡すときに使うようになるんです。

すると親御さんも「えっ、なにそれ？」というふうに親子の会話が生まれ、子どもたちも「表現する楽しさ」を体感していきます。

「勉強」しないのに英語を学べる！生後3ヶ月の赤ちゃんも歓迎

ーどのようなお子さんが通っていますか？

杉本：1番多いのは、3〜6歳のお子さんです。初めて英会話スクールに通うお子さんもいれば、他の英会話スクールから転入するお子さんもいます。

ーみなさんはどのような理由で「Read it LOUD!」に通われると思いますか？

杉本：子どもたちが勉強だと思わないくらい楽しく英語を学べる点です。

以前、他の英会話スクールから転入しようか悩まれ体験レッスンを受けに来られたお子さんが、レッスンが終わった後に「ママ、今日は英語を勉強しなくていいの？」と話す姿を見たときには、私は思わずガッツポーズを取りたくなりました。レッスンは講師や他の子どもたちとのコミュニケーションがメインなので、そのお子さんには勉強していたとは思わなかったようです。

他にも、生後3ヶ月の赤ちゃんが人生初の英語体験レッスンを受けた後、「イエス」「イエーイ」といった簡単な英語を話すようになったケースもあります。保護者の方が「まだ言葉も話せないのに、すごい！」と驚かれて、受講に至りました。

最近は子どもの意志を尊重する親御さんが多いので、入会はお子さんの反応を見て決められているようです。

ー言葉が話せない赤ちゃんにとって、英語は少し難しいようにも感じます。実際のところ、効果は期待できるのでしょうか？

杉本：「0歳児には、英語は分からないのではないか」と思われる方も多いと思います。ただ、アメリカの大学の研究でも、赤ちゃんの頭の中にはたくさんの引き出しがあることがわかっていて、ちゃんと日本語、英語、フランス語のように、それぞれの言語を引き出しに分けてしまえるということがわかっています。だから、日本語を学んだ後じゃなくても大丈夫です。

ー子ども向けのクラスを紹介してください。

杉本：ベビークラス（0〜3歳）・キッズクラス（4〜8歳）・ジュニアクラス（9〜12歳）から、年代に合わせて受講できます。ベビークラスは保護者の方も一緒に、英語のコミュニケーションを楽しみます。

ーー宿題や親がサポートすることはありますか？

杉本：当スクールでは宿題を出さないので、特別なサポートは必要ございません。

子どもたちが何をしているかは、毎月、お子さんたちの活動の様子をまとめた「レッスンレター」をお渡ししていますのでお子さまの成長をご覧になることができます。また、希望があればレッスン風景を撮影した動画をお見せすることも可能です。

ー料金についても教えていただけますか？

杉本：ベビークラス・キッズクラス・ジュニアクラスともに、料金は1ヶ月1万円です。1回のレッスン時間は45分で、基本月4回受講できます。現在キャンペーンを実施しており、入会金なし（本来は1万円）での入校が可能です。

ーコミュニケーション重視とのことですが、何名くらいのクラスなのでしょうか？

杉本：できる限り全員が発言できるように、レッスンはいずれも少人数制で実施しています。ベビークラスは親子2組まで、キッズクラス・ジュニアクラスは1クラス4名までになっています。

人数が少ない分、講師と子どもたちの距離は近いです。講師とやり取りしながら、子どもたちは英語力を高めていきます。ジュニアクラスでは、講師に恋愛相談をするお子さんもいました。相談を受けた講師は「英語だったらこんな風に気持ちを伝えるんだよ」と、英語のフレーズを教えてあげたと聞いています。

TOEIC900点台の方が多く、英語力・表現力の高い講師陣

ー講師の方々の特徴を教えていただけますか？

杉本：いずれの講師も英語力が高く、TOEIC900点台の方が多いです。子どもたちが日本語で話した会話を「英語ではこう表現するんだよ」というように、実践できる英語につなげます。

英語力以外では、表現力を重視していますね。講師陣には、英語の歌を披露するミュージカル女優や、海外経験のある元アスリートもいます。

ーお子さんを指導する際、どのような点を意識していますか？

杉本：「英語を間違えたとき、叱らない、否定しない」ということを意識しています。私自身が極度の英語恐怖症だったので、講師陣には子どもたちが「自分には無理」「もう話したくない」と苦手意識を持たない指導を心がけてもらっています。

講師陣の気さくな人柄もあり、レッスン中には子どもたちの英語が飛び交います。中には、「今日、学校でこんな英語を習ったよ」と話すフレーズが、間違っているケースもあります。そんなときも講師は否定せず、「もしかして、これじゃない？」と問いかけます。そんなやり取りの中で自然に間違いを気付かせていくので、お子さんは苦手意識を持たずに済むんです。

ーレッスン中、講師の方は英語で話すのでしょうか？

杉本：基本は、英語と日本語を組み合わせて話しています。日本語で説明した後には、必ず「英語ではこのように話すんだよ」と英語のフレーズを紹介します。お子さんの様子を見て、英語のフレーズが難しそうな場合には、日本語の意味を伝えるようにしています。お子さんの成長に合わせて、講師や保護者と相談しながら、英語と日本語の割合が変わる場合もあります。

絵本を軸にしたアクティビティで、コミュニケーション力を養う

ーレッスンで読み聞かせる絵本は、週ごとに替わるのでしょうか？

杉本：絵本は、1ヶ月単位で替わります。母の日がある5月はママを題材にした絵本、10月はハロウィン、12月はクリスマスなど、テキスト作成の専属の講師が季節感を踏まえて、その月の絵本やテキスト、アクティビティを選定しています。

加えて、オノパトぺ（自然界の音や声、動きなどを音で表した言葉）や発音、文法などの要素を組み込んでいるため、言語力も鍛えられます。

ー絵本をメインにしている理由を教えていただけますか？

杉本：絵本には、人生に役立つメッセージがたくさん込められているからです。例えば、「The Carrot Seed（にんじんのたね）」という絵本には「最後まで諦めないことの大切さ」がテーマになっています。

ある男の子が人参の種を植え、毎日水をやります。でもにんじんの種は全然芽が出ないんです。お父さんやお母さん、お兄ちゃんも「もう無理だよ」と言いますが、男の子は諦めずに世話をし続けます。その結果、大きな人参ができるというお話です。私達はさまざまな絵本からメッセージを受け取り、人生を豊かにしてほしいと思っています。

ー「にんじんのたね」では、どのようなアクティビティを実施したのでしょうか？

杉本：「実験」のアクティビティでは、子どもたちに人参の種を見せました。さらに、きゅうりやナスなどの種も用意し、英語のカードと結びつける遊びをしました。

種と英語のカードを結びつける体験は珍しく、子どもたちの好奇心をくすぐったようです。「家でも人参の種を植えてみたよ！」と報告するお子さんには、「そのフレーズを英語で言ってみよう」と提案してみました。このように、絵本を通して英語でのコミュニケーション力を育みます。

ベビーからシニアまで！世代を選ばない英会話スクールを目指す

ー今後は、どのようなスクール展開をお考えですか？

杉本：赤ちゃんからおじいさま・おばあさままで、幅広い世代の方々が通える英会話スクールを目指します。2025年4月からは本格的に、大人・シニア向けのクラスがスタートします。また、これまで小６でジュニアクラスを卒業となっていましたが、多くのお子さんからご要望があり、同じく2025年4月から「中学生クラス」も新設することになりました。

子どもに英語の絵本を読んであげたいという方や、インバウンドの増加で英語で伝える機会が増えている今だからこそ、世代を問わず、たくさんの方に通っていただきたいです。

ー高齢者の方の反応はいかがでしょうか？

杉本：実際に85歳の女性から「私も英語を習いたい」とのお声をいただいています。「人生100年時代」と言われる現代、高齢者の方々にもぜひ英語を使ったコミュニケーションを楽しんでいただきたいですね。

ー最後に、「Read it LOUD！」に興味を持っている方に向けたメッセージをお願いします。

杉本：当スクールに少しでも興味を持っていただいた方は、まずはぜひ無料体験レッスンを受講してみてください。レッスンを受けると、テキストでは伝わらない楽しさを実感していただけると思います。工作や歌などのアクティビティもあるので、英語が全く話せなくても問題ありません。

ぜひ「とにかく楽しい45分間」を体験してください。予約は公式サイトのほか、お電話でも受け付けています。「Read it LOUD!」で、楽しく英語力とコミュニケーション力を高めましょう。

ー本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

取材協力：Read it LOUD!