世界とつながる英語力を育む、香川県の子ども向け英会話教室Miyabi English Houseの魅力とは

Miyabi English House（ミヤビイングリッシュハウス）は、香川県の高松市と綾川町にある英会話教室です。小学生から中学生を対象にした教室で、英語を通じて「心を育む」ことを大切にし、子どもたちが世界で自然とコミュニケーションを取れる力を伸ばす指導を行っています。

今回は、Miyabi English Houseの思いやカリキュラム、今後の展望について、スクール代表で講師の萱原さんにお話を伺いました。

萱原雅代
Miyabi English House（ミヤビイングリッシュハウス） 主宰
2010年、こども英会話教室Miyabi English Houseを開設。英語学習を通して人間力を高めることをモットーに小中学生を中心に指導に携わる。教室以外にも、近隣の小学校や子ども園で英語活動を行いながら、地域の子供達の英語力の向上に尽力している。
Miyabi English House（ミヤビイングリッシュハウス）

萱原雅代
Miyabi English House（ミヤビイングリッシュハウス） 主宰
2010年、こども英会話教室Miyabi English Houseを開設。英語学習を通して人間力を高めることをモットーに小中学生を中心に指導に携わる。教室以外にも、近隣の小学校や子ども園で英語活動を行いながら、地域の子供達の英語力の向上に尽力している。
Miyabi English House（ミヤビイングリッシュハウス）

英語とともに心を育む3つの力

ーまず、Miyabi English Houseの特徴について教えてください。

萱原さん（以下、萱原）：Miyabi English Houseは、楽しいだけでなく、英語の4技能（聞く・話す・読む・書く）をバランスよく身につけることを目指した英会話教室です。15歳までに世界の同世代と英語で自然に交流できるレベルを目標としたレッスンを行っています。また、子どもたちの心を育むことを大切にしており、「コミュニケーション力」「自ら進む力」「自尊心」の3つの力を養うことを柱としています。

ー「心を育む」とは、具体的にどのようなことを指すのでしょうか？

萱原：英語が話せるようになることはもちろん大切ですが、私はそれ以上に「自ら学ぶ力」が大切だと考えています。たとえば宿題でも「やらされる勉強」ではなく「自分でやってみたい」と思えるような内容を選んでいます。学びに向かう姿勢や意欲があってこそ、子どもたちは成長していけるものです。そのため、レッスンで子どもたちが成功体験を積み重ね「やればできるんだ」と思える環境作りを心がけています。

ー自信を育てることで、自ら学ぶ姿勢が養われるのですね。子どもたちにはどのような声掛けをするのですか？

萱原：クラスの中には積極的に話すことが得意な子もいれば、読むことや書くことが得意な子もいます。そのため、子どもたちの個性を尊重して得意分野を伸ばし、全員が輝ける場を設けるよう心がけています。

また、英語を習得するには「良い聞き手」になることも重要です。「聞く力」は、相手に興味を持ち、共感しながら理解する力につながります。私はコミュニケーション能力の基礎として、話し手の言葉をしっかり聞き、反応するようになってほしいと思っています。

ーそのような場所として発表会があるのですね。

萱原：はい、年に一度行っている発表会は、子どもたちがグループや個人で発表する場です。保護者の方からは「発音がきれいでビックリした」「英語で堂々と話せるようになった」などと喜びの声をいただきます。特に高学年になると長いスピーチも行いますので、伝え方や表情、ジェスチャーまで意識して話す姿に保護者の方も驚かれるようですね。子どもたちの成長を感じていただける良い機会になっています。

ー萱原先生のご経歴について詳しくお伺いできますか？

萱原：私は国内で英語教員免許を取得しており、もともとは中学・高校の教員を目指していました。その後、英会話教室を開く中で、子どもたちが「自分の力で」学び、自分で課題を見つける力を育てることにやりがいを感じ、今日に至ります。

「楽しい」や「悔しい」といった感情が学びの記憶に残りやすいため、感情が動く瞬間を大切にしながら指導しています。たとえば、低学年のうちは歌やゲームを使って楽しく英語に触れ、高学年では話したい内容や伝え方を考えながら自力で会話していきます。そうすることで自分の成長を自分で実感でき、「また次もやってみよう」と思える力になるんです。

ー英語力だけでなく、楽しみながら自ら学ぶ姿勢が育つと学習を続けやすそうですね。

成長に合わせた3つの学習段階

ーカリキュラムや料金体系についても教えてください。

萱原：カリキュラムは、成長に合わせた3つの段階で進んでいきます。「音声獲得期」「文字学習期」「読み書き期」の3つです。
まず「音声獲得期」では、英語の音に親しむことを重視して、歌や会話のフレーズを使いながらリズムや発音に慣れてもらいます。次に「文字学習期」では、フォニックスを使って音と文字の対応を学び、英単語を読み書きする力を育てます。最後の「読み書き期」では、文法や語彙も学びながら、書きたいことを自分の言葉で表現できるようになります。

ーレッスン時間は70分〜と少し長めですが、子どもたちは集中できますか？

萱原：レッスン時間は小学生は70分、中学生は80分ですが、体を動かすアクティビティと座学を交互に取り入れるので、あっという間ですよ。レッスンの半分はリズムに乗せて歌ったりゲームをしたり体を動かす内容なので、子どもたちが飽きることはないですね。中学生になっても、アクティビティを行います。レッスンが終わると「もう終わり？」と驚く子は多いです。

ー宿題や家庭学習は必要ですか？

萱原：負担になりすぎない範囲で宿題はあります。低学年の宿題は、CDを聞いてリズムに慣れる宿題が中心です。自宅で繰り返し聞くことで、自然に英語のイントネーションや発音に慣れてもらいます。中学年からはフォニックスでの文字学習が始まり、書き写しや簡単な表現の練習です。高学年では、レッスンで学んだ表現や語彙を使って自分の考えをまとめる内容も取り入れ、日常の中で使える英語を実践的に学べる内容にしています。家庭学習をしっかり行う子は、やはり成長が早いですね。

ー資格試験について、レッスンではどのようにサポートされていますか？

萱原：英検などの試験対策として特別なプログラムは設けていません。希望する子にはレッスン時間の一部を使って問題演習を取り入れたり、過去問を解いたりして試験に慣れる対策を行います。ただ、普段のレッスンで基礎力が身についているため、試験のために長く学習しなくても自然に合格できていますね。中学生で高校2年生レベルである準2級に合格している子は多いですよ。

ー特別な対策が必要ないのは、普段から読み書きもしっかりと学習しているからですね。

Miyabi English House料金　※入会金別途5,000円

英語を学ぶこと自体がゴールではない

ーMiyabi English Houseの今後について、何か考えていることはありますか？

萱原：今後は体験型の学習、つまり「英語を使って学ぶ機会」も取り入れた環境を考えています。Miyabi English Houseでは、英語はあくまでもツールと捉えています。英語が使えるようになることで、子どもたちの世界が広がるといいな、と。たとえば、料理をしながら英語で会話をしたり、キャンプで外国の友達と交流したりなど、体験を通して「英語を使える」実感を得てもらいたいですね。

ー英語を「使って学ぶ」場があれば、より深い学びの場になりますね。

萱原：英語を学ぶこと自体がゴールではなく、英語を使い多様な体験や交流を通して子どもたちの視野を広げてほしいですね。自分の考えを堂々と持てるきっかけにもなると思います。

ー最後に、英会話教室を検討されている読者の方にメッセージをお願いします。

萱原：英語を学ぶことは、言葉の大切さを再認識する良い機会だと思います。子どもたちは、英語を学ぶ中で伝えたいことを考え、相手にどうすれば伝わるかを意識して話します。また、言葉を学ぶことでお互いの考えや気持ちが伝わる素晴らしさに気づくはずです。世界の人たちと触れ合い会話することで、人生が豊かになるでしょう。

英語学習はすぐに結果が出るものではありませんが、続けることで大きな力になります。子どもたちには、学びの喜びや英語を通じて世界とつながる喜びを感じてもらえるとうれしいですね。

ー英語を通じて心も育てるMiyabi English Houseならではの魅力が伝わってきました。貴重なお話をありがとうございました。

取材協力：Miyabi English House